ツリーとサンバと三社祭

 知人のフォトグラファー・佐藤信太郎さんから御作品が送られてきました。

 8月に開催された、浅草サンバカーニバルの風景を、建設中の東京スカイツリーと同じアングルに入れて撮影した御作品です。

 佐藤さんは、スカイツリーの建設が始まってから、ずっとカメラで追い続けておいでです。

 実は「ちんや」の屋上に上がると、ツリーとサンバの両者を写真に納めることが出来るので、撮影場所をご提供しました。それで御作品が送られてきたわけです。ご配慮恐縮なことです。

 拝見して、ほお、と思ったのは、サンバというものが、熱狂的に見えて、しかし上から見ると、実は整然としているところです。音ナシだと、そこが強調されて感じます。

 佐藤さんは「三社祭とツリー」も、ほぼ同じアングルで撮影されましたが、画面の雰囲気が全く違います。三社祭は、ご想像の通り、上空から音ナシで画像だけ見ると、完全なカオスに見えます。

 そこが、日本の祭とカーニバルの違うところでしょうか。
 この御作品のおかげで軽い発見がありました。触れるべきはアートですね。ありがとうございました。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

  「ちんや」創業130年記念サイトは、こちらです。「すき焼き思い出ストーリー」の投稿を募集しています。

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*佐藤信太郎さんについては、こちらです。

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引っ込まない男

 秋の行楽シーズンに入り、大勢様のご来店が多くなっています。

 こういうシーズンに困るのは、ごく短時間で食事を済ませたがる、お客様です。1時間以内で済ませたいとか、ヒドい場合は45分で出たい、とか言われます。少人数の方ではなくて、大勢様にそういうご要望が多いので、さらに往生します。

 弊店では、実は、お食事時間は90分とっていただくことにしています。百歩お譲りしても、75分は意地でもとっていただいています。

 だから、その仕事を60分以下に詰め込んだ場合、しかも大勢様なら、いかにドタバタと荒れた現場になるか、ご想像いただけると思います。

 と、申し上げると、一般のお客様はたいてい了解してくださるのですが、ご了解賜れないのが、旅行業者の皆さんです。

 あの方々は、自分の建てた旅行日程を崩すのが、よっぽどおイヤなのか、あるいはそもそも料理屋風情に、意見を言う権利など無いと御考えなのか、

 なんとか60分以内に終わらせろ、それがそっちの仕事だろ、とおっしゃいます。

 ところが! そう言われて、ハイそうですね、と引っ込まないのが、住吉史彦です。

 「なるほど、ご事情はうかがいました。しかし弊店には、実は時間制限がございまして、そういうケースではご予約をお受けしないことに決まっております。」

 ここまで来て、その業者さん、初めてこちらの意志にお気づきになります。そして、

腹をおたてになる場合と、ほお、ひょっとして、この店は結構なコダワリのある店なんだ、大したもんだ、と思って下さる場合と、両方があります、もちろん。

 腹をおたてになって、すぐブチっと電話を切ってしまわれた方には、お話しする機会が無かったので、この場で申し上げたいと思いますが、

 世の中には、利便性以外の価値・便利さ以外の価値もあると思います。

 私は利便性以外の方を目指している男で、「ちんや」は便利さ以外の方を目指している店です。だから、

 仕事に関係ない場面では、仲良くして・・・下さいね。

 よろぴく。ぴくぴく。

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愛と青春の宝塚 と、すき焼き

 セブンイレブンにお出かけになると、宝塚歌劇「愛と青春の宝塚」のポスターが貼ってあるのにお気づきになると思います。来年2月の公演の宣伝が、もう始まっているのです。

 この作品は、第2次世界大戦中の宝塚歌劇団を舞台に、タカラジェンヌ達が時代に翻弄されながらも、強く美しく生きる姿を描いたものです。大石静の脚本の、丁寧な人物描写と胸に迫る人間ドラマが、特に高く評価された作品です。 

 元々は、2002年にフジテレビで放送された、テレビドラマだったのですが、その後、2008年に、宝塚卒業生が出演するミュージカルになり、新宿コマ劇場の「ファイナル公演」として上演されました。その時は11万人を動員したそうです。

 今宣伝しているのは、そのコマ公演のリバイバル版で、やはり宝塚出身の有力キャストによる公演ですので、期待されます・・・

 え? 住吉に宝塚の解説されたくないぞって? 住吉が宝塚に詳しいなんて初耳だなあ!

 似合ってなくて悪うございました、はい、もちろん、私は宝塚に詳しくはありません。「愛と青春の宝塚」にだけ詳しいんです。

 なぜかって?

 この作品で「すき焼きの歌」という歌が歌われるからです。

 劇中でタカラジェンヌ達が、すき焼きを食べるシーンがあり、そこで、

「トップになるにはすきやき食べよう!」

と歌うのです。「トップ」とは、当然宝塚のトップのことです。今回の公演の「公式ブログ」を見ると、キャストの方が既に、すき焼きを召し上がって、この場面に備えている模様です。

 ブログ読者の皆さんも、この公演を是非ご覧になっていただいた上、すき焼きを食べて、清く正しく美しく、トップを目指して下さい。

 そうです、私のように!

 なお公演は、2/10〜3/27まで各地で予定されていて、その間およそ2ヶ月「すきやき食べよう!」と歌ってもらえるので、かなり有り難い話しですね。ひひひひ。

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*「愛と青春の宝塚」の、公式サイト・公式ブログはこちらです。

*この公演は宝塚歌劇団の主催ではなく、フジTⅤの主催です。また男性キャストも出ますので、厳密には「宝塚歌劇」ではないかもしれませんが、まあ細かいことはおっしゃらないように、お願いします。

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一の酉

 11/7は、「一の酉」の日です。

「一の酉」とは、浅草の北方・千束(せんぞく)に鎮座しておいでの鷲神社(おおとりじんじゃ)の例祭のことです。

 毎年11月の酉の日に、2〜3回開催される例祭の内の、1回目の例祭なので、「一の酉」と言っています。

 例祭が、2〜3回開催されるというのは、その年の宮司さんの気分で、2回だったり3回だったり適当に変わる、わけではもちろんありません。

 干支は十二支ですから、酉の日は、一二日に1回まわってきますが、それが11月の30日間のうちに、2回まわってくる年と3回まわってくる年があります。それで、2〜3回開催されるのです。

 今年は、11/7が酉の日なので、その次の酉の日すなわち「二の酉」は11/19、そして、「三の酉」は、11/31・・・

 あ、そうか、11月に31日はないんだっけ!

 そうです、だから今年は、酉の市がもっとも早く、11/19に、「二の酉」で終わってしまうカレンダーの年なのです。

 うーん、11/19で終わりかあ。酉の市は寒くないと感じが出ないし、それに寒くないと、すき焼きが売れないんだけどなあ。でも、曜日的には日曜と金曜だから、人出は悪くはないかもなあ・・・

 このように、祭の日が「11月の酉の日」と決められているので、いろいろなパターンがあって、人出の予想がつきにくいのが、悩ましいところです。

 でも、「11月の酉の日」は動かせません。

 なんでも、日本武尊が東夷征討の際、鷲神社に立ち寄られて戦勝を祈願し、志を遂げての帰途、社前の松に武具の「熊手」をかけて勝ち戦を祝い、お礼参りをされました。その日が11月の酉の日であったので、この日を例祭日と定めたのが酉の祭=「酉の市」なのです。

 そうだ、日本武尊様には、お手数でも、もう1回東夷征討をしてもらって、11月の毎週日曜日に戦勝祈願をしていただこう。

 今時はキリスト式に曜日が優先ですんでね、よろしくお願い申し上げます、尊様。

 浅草ちんや六代目の、罰当たりな日々は続く。

 なお「酉の市」の開催時間は0:00〜24:00です。つまり今夜の夜中までです。「今日は予定あるんだよなあ、行けないなあ」という方は、夜お出かけ下さい。

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若手経営者サポートセミナー④

 書く順番が前後してスミマセン。

 10/26に、「台東区若手経営者サポートセミナー」の第4講を受講しました。

 このセミナーは全10回シリーズで、来年の2月まで連続して、いろいろなテーマの講義があります。テーマはいろいろでも、講師は10回同じで、人気の二条彪(にじょう・たけし)先生が務めます。

 今回のテーマは、経営者のためのマーケテイング入門パート3。

 で、まずやりましたことは、SWOT分析でした。SWOT分析は有名ですので、

「なんだ、そんなの大学1年の時にやったよ!」

という方も大勢おいでと思いますが、念のためにおさらいしましょう。

 ご高承の通り、

Sは自分の会社の中の「強み」

Wは自分の会社の中の「弱み」

Oは自分の会社の周囲の「機会」

Tは自分の会社の周囲の「脅威」

のことで、それぞれを紙に書き出していくのが、お約束です。そこまでは普通です。

 で、二条彪先生のセミナーは、そこから先が少し違います。

 分析の次に続くのは、「強みを活かす①」「強みを活かす②」で、その後に続くのは、強みを活かすためのアイデイアをどうやって出すか、という話しです。

 現在の自社の強みを、伸ばすとか、組み合わせるとか、展開させるとか、そうするための、アイデイアを出そう!という話しに入っていきます。

 つまり、弱みを直す話しに向かわないのです。

 弱みを直すのは、強みを活かすのの3倍大変で、あまり上手くいきませんよ!それに上手くいったところで、売上は増えませんね。

 いやあ、おっしゃる通り。特に中小企業では、そうです。

 私は大企業に8年居ましたので、中小企業の経営資源の乏しさは身にしみています。そういうところで、乏しい資源を、弱みを直すことに投入するのは、とてもワリにあわない話しです。

 それに、弱みを直す作業にかかると、どうしても社内のムードが暗くなります。

 世の生真面目な経営者の皆さん、あるいはファイテイング・スピリットに溢れた経営者の皆さんは、キッチリと弱みを直すこと取り組んでおいでと思います。

 でも、それ、キツいですよね、特に不景気の時は。リキんでファイトしても売上げは増えるどころか、減っちゃったりしますから。

 強みをさらに活かすためのアイデイアをどうやって出すか、考える方がよっぽど良いですよね。

 ただ、アイデイアが楽に出てくるか、というと、それはそれで簡単ではありません。そここそが勝負どころ、というのが、今回の講義のポイントでした。

 うーん、強みをさらに活かすためのアイデイアねえ・・・

 ブログ読者の皆さんを笑わせるためのアイデイアなら、すぐ出るんですけどね。

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追伸

 明日11/7は、鷲神社の「酉の市」です。熊手が売れた時の、手締めの声は聞いているだけで気分が高揚します。是非お出かけを。 

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江戸歴史探索ガイド

 文化図書さんが、これから出版する「江戸歴史探索ガイド」という本に、弊店所有の開化絵を掲載させて欲しい、と連絡してこられました。

 この御本は、

「歴史研究者の観点からみた、いまだ明らかにされていない多くの歴史的事実を、一般向けのおもしろ読み物として編集。

 また、さまざまな歴史的場面を現代の東京で探索できるガイドブックとしての要素も兼ね備える。」という企画だそうで、

「ちんや」の絵が掲載されるのは、「蔦屋重三郎からみた江戸の大衆文化と遊郭」という項目です。

 掲載ご希望の絵は、「東京花猿若三櫓繁栄開看図(とうけいのはなさるわかさんやぐらはんえいかいかんのず)」という絵で、二代目歌川国輝の、明治4年(1871年)の作品です。

 この作品は、天保13(1842)年から、明治前期まで浅草猿若町(=現在の言問通りの北側)にあった、芝居街の様子を描いたものです。

 三櫓とは中村座・市村座・守田座のことで、歌舞伎を上演した芝居小屋三座のことです。三座は天保13年に、幕府の方針により、それまであった江戸中心部から浅草猿若町に移転してきました。

 坂東三津五郎、尾上菊五郎など、その子孫が今も著名な役者の幟が画面に見えて、賑やかです。

 市中最大の興業街を形成して、吉原とともに、江戸二大悪所(!)として有名でした。

 この絵は、明治に入ってからすぐ描かれた作品で、人力車が描かれていますが、江戸時代の芝居町の、雰囲気は伝わってくると思います。

 その後、明治22年までに、三座はあいついで他地区へ移転し、興業街は衰滅しましたが、隣接して形成された花街は現在でも盛業です。
 絵師の二代目歌川国輝(うたがわ くにてる:1830〜1874年)は、本名山田氏。一曜斎などと号した、三代目歌川豊国の門人。

 明治初期の文明開化の風物をよく描いた、代表的な開化絵師の一人です。

 掲載の件は、もちろん喜んで許可しました。

 私の肖像Photoも、ご希望なら喜んで!

*絵の画像はこちらで、ご覧になれます。

 本日、このブログは250日連続更新を達成しました。いつも最後まで読んで下さって、ありがとうございます。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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六代目コース

 10/30、「六代目コース」のご注文がありました。

 このコースは住吉史彦と名刺交換なさった方限定のコースです。いわゆるシークレットメニューなので、詳しいことは言えませんが、おおよそのことだけを申しますと、

①わが国最高水準の、すき焼をご提供いたします。

②住吉史彦が御席にお伺いして、肉のご説明をいたします。

③専任の仲居が担当いたします。他の組の御客様と兼任いたしません。

④個室をご用意いたします。一回2時間半ご利用いただけます。

と、いうような内容です。

  もちろん、完全事前予約制です。私本人宛に直接ご予約・ご注文願っています。

  今回のお客様の場合、ご友人が海外へ赴任されるので、その送別会だそうで、その趣向として、「六代目コース」をご注文いただきました。

  その海外へ赴任される方は、赤身肉の方がお好み、ということでしたので、北海道日高産で一貫飼育の牛の、モモ肉をオススメして、召し上がっていただきました。

 こういう仕事はなるべく、たくさんしたいと思っています。海外へご赴任と聞けば、こちらも気合が入りますよね。

  それに「シークレット」であって、注文したくてもできない、という所が、なんとも意地悪な感じで、私のキャラに合っていて楽しいですしね。ひひひひ。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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受入環境整備事業②、意見交換会

 10/29、国土交通省関東運輸局企画観光部国際観光課が主催する、「訪日外国人旅行者の受入環境整備事業に係わる重点地域調査 意見交換会」に出席しました。

 何のこっちゃ、という方は、このブログの10/10号をご覧いただきたいのですが、ここであらためて、平たく説明しておきますと、要するに、国が経費を負担して外国人に台東区へ旅行に来ていただき、不便に感じた点を指摘していただく、という企画です。

 「意見交換会」というのは、その外国人モニターさんと、調査された「受け入れ施設」つまり我々のような飲食店や、交通機関、旅館などの代表者が一同に会する場のことです。

 会場に入ると、外国人モニターさんがズラリと居並んでいて、結構圧迫感がありました。この方々は既に、10/26〜10/28の間に、客を装って我々の所に見えた方々でして、現場で見覚えのある方が座っています。

 対するこちら側には、天麩羅「大黒家」のご主人Mさん、やはり天麩羅「三定」の女将N美女史、合羽橋「佐藤サンプル」のS社長、谷中の「澤の屋旅館」のご主人Sさんと、旧知の顔ぶれが並びました。

 なんだか、原告側と被告側みたいです。

 さて、開会。緊張してモニターさんの御意見を拝聴しておりますと、おおむね好意的はコメントが多く、ひと安心しました。

 ただ交通機関には結構キビシいご指摘がありました。東京の地下鉄は複雑に発達していますので、案内の表記を相当親切に表記しないと、外国人には利用しずらいようです。

 でも、地下鉄などは全線が統一デザインですから、現場の判断で表記を工夫する余地があまりないかもしれません。その辺りのことを現場の課長さんなどに指摘するのは、やや気の毒で、やはり経営トップが国際観光に貢献する意欲を持っていただかないと困りますよね。

 具体的に勉強になることもありました。肉がイスラム教徒の食べられる肉かどうか表示した方が良い、とか、営業時間を店の外に英語で表示した方が良い、とかご指摘がありましたので、そこは改善したいと思います。

 今回嬉しかったのは、「東京滞在中に食べた8食の中で、どの料理が一番美味しかったですか」という質問に対し、2人の方が「スキヤキ!」と答えて下さったことです。

 スキヤキ店で調査対象になっていたのは「ちんや」だけですので、美味しかったというのは「ちんや」のことでして、訪問して下さった、4人の内の2人ですから、結構な確率です。

 しかも、お二人とも、「スキヤキもスシもカバヤキも、どれも美味しかった」というような言い方でなくて、「スキヤキが美味しかった!」と断定調で話して下さったので、出席していた私はヒジョーに面目を施しました。

 関東運輸局のH局次長にも、「いやあ、ちんやさん評判良かったですね」と声をかけていただき、かなり良い気分でした。

 ひひひひ、と思っていると、不吉なメールが。

 店の排水管が破裂して浸水している、だと!

 うーん、神は褒美と試練を同時に与えるものだそうですが・・・

 人をからかうなら賽銭ケチってやるぞ、覚えとけ。

 浅草ちんや六代目の、罰当たりな日々は続く。

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東京時代祭

 11/3は、「東京時代祭」の日です。

 この日、総勢約1600名の大行列が、歴史絵巻を繰り広げます。歴史上の人物に扮した行列が何隊も登場して、観音様の「御示現」による浅草寺の創建(西暦628年のことと伝えられています)から⇒平安⇒鎌倉⇒江戸開府⇒幕末⇒文明開化を経て「東京」となった現代までを再現していきます。

 派手さはないイベントですが、お子様の歴史学習には最適と思います。

 「ちんや」の前の、雷門通りがメイン会場ですので、食事をしながら行列を見ることができる部屋もあります。(定員4名様以内)まだ空きがありますので、お早めに。

 行列の時間は、12:30〜16:00頃(小雨決行、荒天中止)。詳しいお問合せは浅草観光連盟さん(03-3844-1221)へお願い申し上げます。

 ただし長蛇の行列が交通を遮断しますので、お車が「ちんや」へ近づけません。公共交通機関でお出かけ下さい。 

 なお、行列するのは地元の有志の方々です。

 私は「有志」も結構なのですけど、AKB48みたいに「総選挙」で行列メンバーを選んだら、さらに盛り上がると思っています。どうでしょう。

 私は太田道灌の役に立候補します。イヤ、待てよ、SKDの踊り子でもいいかなあ。

 なお、本日11月2日は火曜日ですが、祝日(「文化の日」)の前日ですので臨時営業いたします。どうぞ、ご利用下さい。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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councilor

 11/1付けで、東京商工会議所台東支部の「評議員」に就任しました。任期は3年間だそうです。

 「評議員」って何じゃらほい、と思って、和英辞典を引いてみたら、

 a councilor だって。

 評議員会のことは、a council。

 うーん、ジジくさいですねえ。

 このところ、会議所の設置した委員会の委員などをしていたので、その内に、そういうものに成るのかなあ、と思ってはいましたが、現に成ってみると、どうも言葉の語感が我が身に副わず、違和感がありますね。

 実際、小心者なので、大先輩の評議員方と対等に「評議」などできないですよ。枯れ木以上の仕事ができるかは不明です。

 え?このブログに書いているようなことを言えば良いって?

 マズいっす。それが、最も。

 なお、明日11月2日は火曜日ですが、祝日(「文化の日」)の前日ですので臨時営業いたします。どうぞ、ご利用下さい。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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