若手経営者サポートセミナー④
書く順番が前後してスミマセン。
10/26に、「台東区若手経営者サポートセミナー」の第4講を受講しました。
このセミナーは全10回シリーズで、来年の2月まで連続して、いろいろなテーマの講義があります。テーマはいろいろでも、講師は10回同じで、人気の二条彪(にじょう・たけし)先生が務めます。
今回のテーマは、経営者のためのマーケテイング入門パート3。
で、まずやりましたことは、SWOT分析でした。SWOT分析は有名ですので、
「なんだ、そんなの大学1年の時にやったよ!」
という方も大勢おいでと思いますが、念のためにおさらいしましょう。
ご高承の通り、
Sは自分の会社の中の「強み」
Wは自分の会社の中の「弱み」
Oは自分の会社の周囲の「機会」
Tは自分の会社の周囲の「脅威」
のことで、それぞれを紙に書き出していくのが、お約束です。そこまでは普通です。
で、二条彪先生のセミナーは、そこから先が少し違います。
分析の次に続くのは、「強みを活かす①」「強みを活かす②」で、その後に続くのは、強みを活かすためのアイデイアをどうやって出すか、という話しです。
現在の自社の強みを、伸ばすとか、組み合わせるとか、展開させるとか、そうするための、アイデイアを出そう!という話しに入っていきます。
つまり、弱みを直す話しに向かわないのです。
弱みを直すのは、強みを活かすのの3倍大変で、あまり上手くいきませんよ!それに上手くいったところで、売上は増えませんね。
いやあ、おっしゃる通り。特に中小企業では、そうです。
私は大企業に8年居ましたので、中小企業の経営資源の乏しさは身にしみています。そういうところで、乏しい資源を、弱みを直すことに投入するのは、とてもワリにあわない話しです。
それに、弱みを直す作業にかかると、どうしても社内のムードが暗くなります。
世の生真面目な経営者の皆さん、あるいはファイテイング・スピリットに溢れた経営者の皆さんは、キッチリと弱みを直すこと取り組んでおいでと思います。
でも、それ、キツいですよね、特に不景気の時は。リキんでファイトしても売上げは増えるどころか、減っちゃったりしますから。
強みをさらに活かすためのアイデイアをどうやって出すか、考える方がよっぽど良いですよね。
ただ、アイデイアが楽に出てくるか、というと、それはそれで簡単ではありません。そここそが勝負どころ、というのが、今回の講義のポイントでした。
うーん、強みをさらに活かすためのアイデイアねえ・・・
ブログ読者の皆さんを笑わせるためのアイデイアなら、すぐ出るんですけどね。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
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追伸
明日11/7は、鷲神社の「酉の市」です。熊手が売れた時の、手締めの声は聞いているだけで気分が高揚します。是非お出かけを。