草食男子
11/17に国際観光日本レストラン協会の理事会があったので、出席しました。
今回の議題は、来年度の活動計画・予算案です。来年の2月に総会があるので、そこに提出する案を検討するわけです。
議論の的になったのは、「親子体験食味学習会」事業の予算です。この事業は、協会発足50周年だった昨年に、初めて実施され、好評だったため、今年も実施されたものですが、問題は、その予算です。
50周年の時は「特別会費」も集めたので、協会にお金があったわけで、そこから各会場店に補助金を出せました。結構な金額を補助金として支出しています。
しかし、2年目以降は、そうはいきません。好評なので、続けていきたいわけですが、お金のことを真剣に検討する必要性があったのです。
11/17には、いろいろ議論して、結局、協会からの補助はだんだん減らして、各会場店が独自に負担する方向にして、事業としては、是非続けていきたい、ということになりました。
この「親子体験食味学習会」事業には「ちんや」も、2年続けて参加しました。
それなりに人数も集めて、好評だったと自負していますが、会費が高くても、大勢参加していただけたかは、微妙です。今後、補助が減って会費を上げたら、どうなるか、不安はあります。
しかし、食育関係の事業は、「ちんや」としても是非続けたいと思っています。
特に若者の「草食化」を心配しています。なんだか社会に元気がなくなっていくようで、とてもイヤです。
そこで青少年、特にスポーツをする子達に、肉の話しを聞かせながら、すき焼きを食べてもらう会を計画しています。
前回は、台東区花川戸のシュートボクシング・ジムに入門している、お子さん達が親子で参加して下さいました。
ここで、肉の話しというのは、肉の熟成の話しが中心です。たくさん食べても胃もたれしないのは、熟成させた肉でして、そうでない肉は、タンパク質がアミノ酸に分解されていないので、たくさん食べると胃もたれします。
だから当然、お子様の成長に良いのは前者の方です。食べて⇒成長して、是非試合に勝ってもらいたいです。
今後は、補助金が減る分、「値段は格安のお値段で」、というわけにはいかないのですが、内容で勝負したいと思います。
と、思っていたら、知人の中に剣道をやっている人が見つかったので、声をかけてみました。実現したら嬉しいです。
子供と真剣勝負!はしませんけどね、文科系男子なんで、ワタクシ実は。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて269連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
「ちんや」創業130年記念サイトは、こちらです。「すき焼き思い出ストーリー」の投稿を募集しています。
Twitterもやってます。こちらでつぶやいています。
*前回の「親子体験」開催例は、私のブログの、8/22号〜8/25号をご覧下さい。