にわかサッカーファン
6/25は、日本=デンマーク戦です。この日、デンマーク軍の海兵隊が日本に上陸して来る、わけでは勿論なく、FIFAワールドカップの、日本=デンマーク戦です。
ワールドカップは、テレビの視聴者数では、オリンピックを凌ぐ世界最大のスポーツイベントだそうで、今回も、開催前は盛り下がり気味だったのに、カメルーン戦に勝ったら、急に盛り上がってきました。
ここで、いきなり申しますが、私はワールドカップが、あまり好きでありません。
中継も見ません。だから、何で日本軍にマリオがいるのか、今も良くわかりません。
どこが好きでないかと申しますと、それは「にわかサッカーファン」の皆さんの、テンションの高さについて行けないのです。
日頃Jリーグの試合に足を運んでいるような方は、サッカーのことや選手のことを良くご存じでしょうから、こういう機会に熱くなるのは自然と言えます。騒いでも結構です。
しかし、普段そういうことに御縁のない方が、こういう時だけ、「ニッポン!ニッポン!」と騒いでいるのを見ると、「本当に、サッカーのファンなの?」と言いたくなります。
スポーツに国対抗という意識を、過度に持ち込むのがイヤなのです、私は。
「日本人同志で一緒に応援して、一体感が楽しい」とか、
「ワールドカップをきっかけに日本という国を愛せるようになった」とか、言っておいでの方をテレビで良く見かけます。
うーん、なんで今まで愛せなかったんでしょう、この素晴らしい国を。
サッカーのナショナルチームの応援を始めるまで、国を愛せなかった・・・
そこが違うんですね、ワタクシと。 私なんぞ、しょっちゅう、国を愛してます。
味噌椀を飲んだ時、鰻を頬張った時、天麩羅をかじった時、日本酒の香りをかいだ時・・・こんなに素晴らしい食文化を持った国が他にあろうか、と誇らしい気持ちになります。
グローバル化を遂げたスポーツと違って、食文化は、国とか地域社会に帰属するものです。だから、戦う敵がいなくても、すぐに簡単に、愛国心を感じられるのです。
FIFAさん、ワールドカップはうまくいってるようですので「やめろ」とは申しませんから、儲かったら、食文化にも少しお金をまわして下さいね。よろしくお願い申し上げます。
あ、それから、私がワールドカップを嫌いな理由が、もう一つありました。
それは、試合のある日、自分の店がとてもヒマだから・・・
あーあ、言っちゃた!
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。