2016年3月15日
西暦
弊店は各種広告物に「創業明治十三年」と書いています。
所謂「老舗」店は、たいていそうしています。
が、そろそろ「創業1880年」と書いた方が良いのかもしれません。
そんな。嘆かわしい。日本の元号で表示するべきよ!
とおっしゃる貴女、そんなこと言うなら、明治時代・大正時代・昭和時代が何年まであったか即答できますか?
即答できない人、いるんじゃないですか?!
以下は正答ですが、
明治天皇は1912年(明治45年)7月30日に亡くなっています。
大正天皇は1926年(大正15年)12月25日に亡くなっています。
昭和天皇は1989年(昭和64年)1月7日に亡くなっています。
ですので、「創業明治十三年」の店が現在業歴何年なのかを知りたければ、
45-13+15+64+28
という暗算をしないといけないのです。メンド臭いですね。
一方、「創業1880年」と書いてあれば、
2016-1880=業歴136年
と簡単です。
不本意ですが、西暦で表示した方が良いのかもしれません。
追伸、
拙著が発売になりました。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』
浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。
第七話は「浅草六区には夢がある」(「浅草演芸ホール」二代目会長 松倉久幸さん)。
対談場所は雷門通りの「フィガロ」さんです。
四六判240頁
価格:本体1600円+税
978-4-7949-6920-0 C0095
2016年2月25日発売
株式会社晶文社 刊行
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本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.208連続更新を達成しました。
Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM Comments (0)