ひとりひとりが日本代表。
テレビで流されている大手企業のCMは、やはり才能のある方が制作しているからなのか、
へええ、上手く言うものだねえ!と感心することがあります。
最近目についたのは、
三井住友銀行さんの「ひとりひとりが日本代表。」
公式サイトによりますと、その趣旨は、
「この国をつくってきたのは、決してヒーローだけではない。」
「まじめに毎日を送り、ひたむきに働く人々。がんばって生きる人々だ。そう、ひとりひとりが日本代表なんだ。」
「私たち三井住友銀行は、この国を支えるひとりひとりの力になりたい。」
・・・ということだそうですが、私が浅草で働く人達に期待したいのは、まさに、これ=「ひとりひとりが日本代表。」です。
たしかに世の中の、ひとつひとつの仕事は地味で単調なこともあり、アスリートのように目立てはしませんが、国を代表してお客様に接しているという感覚を心の隅に持ってもらいたいものです。
思い起こしますと、合併前の住銀さんと言えば、黒いニュースが結構報じられていたかと思います。このCMは、そうしたイメージを払拭するのにも役立ちますね。
あれからだいぶ時間が経過して、今はブラックな取引先とは完全に切れました!ウチの融資先はホワイトな会社ばかりで、そこに働く人は皆「日本代表」の意識を持って頑張ってますよ!
どうせウチの会社はブラックだから、手は抜けるだけ抜いてやろう・・なんていう労働者は、ウチの融資先にはいませんよ!
・・・という次第です。
素晴らしい。本当にそういう社会に成って貰いたいです。
勘ぐるのは止めておきましょう。
追伸、
拙著が発売になりました。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』
浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。
第三話は「神さまの御霊を載せて町を守る神輿を作る」(「宮本卯之助商店」七代目 宮本卯之助さん)。対談場所は西浅草の「スリーウッド」さんです。
四六判240頁
価格:本体1600円+税
978-4-7949-6920-0 C0095
2016年2月25日発売
株式会社晶文社 刊行
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