豊洲新市場

この問題について、私は全く分かっていないので、ブログでお尋ねするのですけど、なんで豊洲新市場移転問題って、「千客万来」の件ばかりが報道されるんですか?おかしいと思いませんか?
最近の報道でも・・・
「東京・築地から移転する豊洲新市場で、観光施設「千客万来」を整備・運営する事業者が、ようやく決まった。全国で日帰り型と宿泊型の温泉施設を展開する万葉倶楽部だ。」
「千客万来は築地が持つ独特なにぎわいを継承し、発展させるのに必須とされ、当初は市場と同じ今年11月にオープンする予定だった。ところが事業者の大和ハウス工業や「すしざんまい」を展開する喜代村が相次いで辞退したため、計画は頓挫。都は昨年秋、慌てて事業者を再公募し・・・」
と書かれていましたが、なんで「築地が持つ独特なにぎわいを継承し、発展させる」のに「船客万来」が「必須」なんですかね?
豊洲は市場ですよね。
市場として、まず素晴らしいものにする必要があるんじゃないでしょうか?
築地のことを思い起こしますと、市場関係者の胃袋と味覚を満足させる為の店が市場の周囲に出来て、その評判が良くて、一般人までが押しかけるようになったから→「独特なにぎわい」が醸成されたのではなかったですか?
牛丼の吉野家さんの創業1号店がどこか、公式サイトで調べますると、
・1899年(明治32)、当時東京日本橋にあった魚河岸に、牛丼を商いする店が誕生しました。それが吉野家の第1号店。
・現存する店舗で最も歴史がある店舗は、1959年に開店した築地店。
と書かれていて、これこそが「独特なにぎわい」の素なのではないでしょうか。
最初から観光客狙いの観光施設が、「独特なにぎわいを継承」なんて出来るんでしょうか?
聞けば、今回「千客万来」を運営することに決定した事業者さんは、「湯河原の自家源泉から毎日、タンクローリーで新鮮な湯を運ぶ」そうです。
オー、マイ、蛾ッ。
なんてことでしょう。
モッタイナイ。
そんなことより、市場関係者の為に美味しい食堂を造って下さい。頼みます。

追伸、

3/29は火曜日ですが、隅田公園の桜が咲きましたので、「ちんや」は臨時営業致します。どうぞ、ご利用下さいまし。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.222連続更新を達成しました。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)