大江戸双六

「東都のれん会」の大江戸双六が出来ました。

この双六は「東都のれん会」加盟の54店舗を巡る双六です。店は東京の、三代百年以上続く店ばかり。一巡すれば江戸・東京を感じていただけると思います。

作画はアニメーション監督で日本画家の杉井ギサブローさん、作家の河治和香先生が監修した立派なものです。

在り難いことに「ちんや」も、この会の末席を汚させていただいておりますので、双六にも載っています。もっとも私は会員懇親会の司会要員でしかないんですけどね、それはまあ、さて置き、

この双六は双六であるばかりでなく、スタンプラリーも出来ます。

サイコロを振って紙の上を進むのも良いのですが、リアルに54店舗を歩いて周る方のためにスタンプラリーが付いていて、全部周り切るとオリジナル手拭いが貰えるそうです。

しかも!

別段店で品物を買わなくても、スタンプが押して貰えるという気前の良さ。

「いくら以上お買い上げの方にスタンプ・・」・とか、そういうケチなことは言わないんです。店を訪問して下さっただけでOKとは流石。

宣伝とは、そもそも知ってもらう為のもの。

ケチはいけませんやね。

追伸

一冊丸ごと「すき焼き大全」とも申すべき本が出ました。

タイトルは『日本のごちそう すき焼き』、平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

是非是非お求めください。

弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。

是非。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.782日連続更新を達成しました。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)