口癖
「一応」「とりあえず」
が口癖になっている方がいますね。
なんでも・かんでも、「一応」「とりあえず」が付きます。
一応、予約。
とりあえず、黒船コース。
簡単に注文するだけしておいて簡単にキャンセルされたら、こちらも困るので、
良くお考えいただいて、お決まりになってから、またお電話下さい!
と申すのですが、ご本人は至って本気です。
いやいや、もう予約をお願いします、一応予約です。
うーん、まだ執拗に「一応」が付きますので、こちらとしては信用できません。
仮予約はやっておりませんで、お決まりになったお話しだけ、うかがっているんです!
と申しましても、
決まりです、決まりです、一応予約です。
予約には「約」の字が入っていることから分かるように、相互の約束ですよね。だから一応という副詞で飾ることはできない筈です。
こういう場合は、ぶしつけながら、ハッキリ聞いてしまうに限ります。
あの、ちょっとお伺いしますが、
「一応」はお客様の口癖で、このお話しは本気の予約ですね?!
あ、そうです、これは本気です、一応。
追伸①
年始の営業案内です。
1月1日のみ休業し、2日から12日まで休まず営業致します。
どうぞ御利用下さい。
追伸②
一冊丸ごと「すき焼き大全」とも申すべき本が出ました。
タイトルは『日本のごちそう すき焼き』、平凡社より刊行されました。
この本は、
食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、
全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、
この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。
是非是非お求めください。
弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。
是非。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.769日連続更新を達成しました。