海月姫

能年玲奈さんが記者会見で「すき焼きのシーンが楽しかった」と語ったそうです。

その「すき焼きのシーン」があるのは、新作映画『海月姫』です。

能年さんはこの映画でクラゲ好きのオタク女子・月海(つきみ)を演じていますが、月海が住む男子禁制のアパート「天水館」では、週に一回土曜日の8時から鍋を囲む習慣があるのだそうです。

原作漫画『海月姫』では、すきやきが1巻69ページに、寄せ鍋からのチゲ鍋が4巻123ページに、薩摩地鶏の水炊きが8巻116ぺージに、といった具合に頻繁に鍋のシーンが登場します・・・

・・・と、この漫画を読んだわけでもなく、オタクに全く不案内な私が、こういうことを書けるのは、かの有名な居酒屋「和民」さんのサイトをコピペーしているからです。なんでも、

日本が世界に誇る2大文化!

「おたく」×「居酒屋」の究極のコラボレーション!

8時だよ!全員集合鍋パーティー!?

と称して、共同キャンペーンを企画しているのだそうです。

「和民」、「坐・和民」、「わたみん家」約520店舗で、

「具だくさん塩ちゃんこ鍋(890円)」、「豚肉の辛味噌鍋(690円)」、「チーズしゃぶしゃぶ&トマト鍋(590円)」、「わか鶏のピリ辛チゲ(490円)」を注文すると、映画『海月姫』グッズを貰えるんだとか。

ん?!

す、すき焼きは無いの?

能年さんが「すき焼きのシーンが楽しかった」と語ったにも関わらず。無いんですね。

・・・

追伸①

年始の営業案内です。

1月1日のみ休業し、2日から12日まで休まず営業致します。

どうぞ御利用下さい。

追伸②

一冊丸ごと「すき焼き大全」とも申すべき本が出ました。

タイトルは『日本のごちそう すき焼き』、平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

是非是非お求めください。

弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。

是非。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.770日連続更新を達成しました。

 

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)