日本のクリスマス
日本を訪れる観光客の数が1.300万人を超えたということで話題になっていますね。
これまで観光業などに全く関心をお持ちでなかった方が気にして下さるようになったのは勿論在り難いことで、TV報道などのテーマに成ることも増えているように思います。
旧臘のことですが先日も、そうしてテーマの番組が放送されていて、日本に来た外人さんがインタビューされていました。
日本の何を楽しみにして来ましたか?
という問いに対する答えは・・・
日本のクリスマスを楽しみにして来ました!
に、日本のクリスマス・・・
そう答えているのは東洋系の顔立ちの方。英語でそう話していました。
実際浅草でも昨年末は、クリスマス辺りから外国人の姿が目立ったように思います。
でも、すみません、ここは八百万の神々の国なんですよね。
お教えしますが、日本のクリスマスってのは、純粋に商業的なイベントですよ。宗教的なニュアンスはゼロです。
キリスト教国のクリスマスにも勿論商業的なイベントはありますが、その部分だけを日本に輸入したんですね。その証拠に祝日ではありません。
あえて申せば、空騒ぎです。
真面目なキリスト教国ではクリスマスは祝日で、お店は閉まるし、人々は家族団欒で過ごしたりしますが、日本は違うんです。店も普通にやっているどころか、大騒ぎしながら営業しています。
え、それが面白い ですって?
うーん、日本がどーの・こーのというより、楽しければOKって感じなんでしょうか、ね?
追伸①
年始の営業案内です。
1月1日のみ休業し、2日から12日まで休まず営業致します。
どうぞ御利用下さい。
追伸②
一冊丸ごと「すき焼き大全」とも申すべき本が出ました。
タイトルは『日本のごちそう すき焼き』、平凡社より刊行されました。
この本は、
食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、
全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、
この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。
是非是非お求めください。
弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。
是非。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.772日連続更新を達成しました。