すき焼きシンポジウム

『週刊新潮』6月26日号をご覧になった方は、「掲示板」のコーナーに向笠千恵子先生が「すきや連」のことを書いておられるのに、気付かれたと思います。

コピペしますと、

「6年前に『すき焼き通』(平凡社新書)を出版しました。その出版記念会のとき、みんなですき焼きを食べて和気藹々。それがきっかけとなり「すきや連」が発足し、年に3回、全国の店を回って、すき焼きを堪能しています。」

「今年の11月23日には、ネギの産地、群馬の下仁田ですき焼きシンポジウムを開催します。その頃には新著『すき焼き大全』(仮題)を出す予定。すき焼きは文明開化の象徴ともいうべき食べ物です。煮方、割り下、特産の野菜など、その地ならではの特徴のあるすき焼きを教えて下さい。」

「すき焼きシンポジウム」は、「全国ねぎサミット2014」という各地の有名葱産地が集まるイベントに合わせて、関連行事として開催されるもので、当然すき焼きについて語るシンポジウムです。

群馬県は、すき焼きの食材が県内で全て調達できる稀有な県でして、そうした食材の関係者や「すきや連」のすき焼き屋の御主人などが参加する予定と聞いています。

群馬の「すきや連」の方々が、県庁と協力しつつ大車輪で準備を進めて下さっています。楽しみです。

ところで、これを機会に「すき焼き」「シンポジウム」とグーグルに入れて検索してみたのですが、すき焼きについて語り合ったシンポジウムは1件も発見できませんでした。

出て来るのは、シンポジウムの休憩時間の弁当が、すき焼き弁当だったとか、そういう話しばかり。

うーん。

ひょっとして、今回が日本初の「すき焼きシンポジウム」なんでしょうか?!

ますます楽しみです。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.584日連続更新を達成しました。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。