飲み比べ
お酒を、お客さまが「ちんや」へ持ち込んでいただけるようにしてから、おおよそ2ケ月たちます。
そういうプランを導入しましたのが、10月下旬でした。ドリンクの売上が減るのを覚悟で、一大決心で導入したのに、最初はゼンゼンご利用がなくて残念に思っていましたが、忘年会シーズンに入って、だんだんと利用されるようになってきました。
自分で言うのもなんですが、とても安いチャージですからね。
そもそもですが、震災以降あらためて東北の地酒のことを調べるにつけ、素晴らしい御酒が各地にあって、それを「ちんや」で飲んでいただけないのは残念なことだと思うようになりました。
かと言って、全てを仕入れて在庫しておくのは、実際問題として不可能でして、在庫しているのは1県1蔵です。と、なるとお客さまに持ち込んでいただくのが実際的ですね。それで、持ち込んでいただけるようにしたわけです。
嬉しいのは、お飲み残しがあることです。味見をさせていただいています、当然。
ほほお、この蔵元さんの御酒は初めて飲んだぞ、面白い造りだなあ、などと楽しめます。
イジキタナいと言う勿れ。
好奇心と言っていただきたいですね。
だいだいですね、皆さん飲む分量を多く見積もり過ぎなんですよ。
酒が足りない!と言われるのを幹事さんが警戒なさるせいでしょうかね。あるいは、いろいろな酒を飲み比べようとして、全部開戦イヤ開栓してしまい、飲み切れなくなってしまうせいかもしれません。
足りなきゃあ、「ちんや」に置いている東北の御酒を召し上がれば良いと思うんですけどね。
おっと、それじゃあ、飲み残しがでないか。今の発言はお忘れ下さい。
なお、住吉に飲まれるのがお気にめさない場合は、どうぞお持ち帰り下さい。重いでしょうけどね。
<お持込みの要領は、こちらです>
追伸①
浅草寺境内では12/17-12/19の3日間、年末恒例の羽子板市が開かれます。是非お出かけを。
追伸②
毎日新聞社発行の毎日ムック『100年の味 店100選』に載せていただきました。有難いですね。2012年1月12日発行予定とか。是非お求め下さい。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて655日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
「ちんや」創業130年記念サイトは、こちらです。「すき焼き思い出ストーリー」の投稿を募集しています。
Twitterもやってます。こちらでつぶやいています。