白い恋人

 北海道を代表する土産と言えば、『白い恋人』ですね。その『白い恋人』と、大阪の『面白い恋人』が揉めているそうですね。

 『面白い』を販売しているのは、お笑いの吉本興業ですが、その吉本に対して『白い』側が「商標権を侵害された」として販売の差し止めを求める訴えを起こしたそうです。

 おやおや、裁判ですか。お笑いなのに、笑えませんね。

 そうしたら、皮肉なことに『面白い』の売上が急増したそうです!

 大阪の観光名所「通天閣」では、提訴前は1日平均10個程度だった売上が、1日300個に伸びた日もあったというから笑ってしまいます。吉本興業が直営する大阪市内の2店舗でも、入荷と同時に売り切れる状態だとか。

 で、裁判の方はと言うと、まだ吉本と、『白い』の販売元「石屋製菓」さんとの和解交渉は進展していないそうです。

 皆さんは、この話しをどう思いますか?

 以前から『白い』が大阪でたくさん売れていた事実があって⇒そこに後から『面白い』が参入して⇒『白い』の市場を荒らした格好なら、それは吉本が悪いですね、当然。でも提訴以前に『白い』が大阪でさほど売れていなかったのなら、むしろ、大阪では共存した方が得策のように思います、私は。

 「『白い』は北海道の土産」という感覚なので、私はそう思うのです。一般的にも、多分そうでしょう。でも「石屋製菓」さんは、そう思っていないのでしょうね。『白い恋人』は北海道だけでなくて、国民的なブランドと考えているのでしょう。

 その認識に立てば、大阪で吉本興業がしていることに抗議するのが合理的、ということに成ります。その筋書きで、弁護士か何かが煽ったのかもしれません。

 「石屋製菓」さんと違って、私は「「ちんや」は浅草のもの・東京のもの」という感覚を持っています。

 実は「ちんや」にも、九州に類似さんがありますが、その感覚に従って対応しています。

 たまに実害もあります。九州の、類似さんのお客様が間違って、弊店へ予約の電話をかけてきてしまうことがありまして、それが実害です。

 03-で始まる電話番号は東京なのに、九州から弊店へ電話をしてしまう方がいるのです、最近は。その予約なさった方が類似さんの店へ行った時、席はありませんね、当然ですが。

 大事な方を接待しようというのに、席が無くて怒り狂っている姿が目に浮かびます。(間違って電話した、お客さんも、お客さんですけどね。)

 それでも、まあ、私としては「「ちんや」は浅草のもの・東京のもの」という感覚でやっています。

 甘いな、オレも。

追伸

 毎日新聞社発行の毎日ムック『100年の味 店100選』に載せていただきました。有難いですね。2012年1月12日発行予定とか。是非お求め下さい。

  本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて649日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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Filed under: すき焼きフル・トーク,ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)