巨人軍
ナベツネさんとキヨタケさんのバトルが話題になっていますね。皆さんは、この話しに興味がありますか。
私も本当は、あまり興味が無いのですが、ブログのネタが足りないので書いてみることにします。
さて、バトルの現状はと言うと、キヨタケさんの分が悪いように見えます。だいたいアメリカ風のGMとして、権限を握り・責任を負って仕事をしたければ、就任する時に、そのように決めて⇒契約しておかないといけません。
役職名はアメリカと同じGMでも、実態は違っているわけで、巨人のGMというのは、実際、権限は無くて・責任だけ負う立場です。知れたことですよね。
なにしろ巨人軍は、対外的に発表する文書の中で、GMの職務について規定は「定めていない」と言い放つ位ですから、堂々としたものです。その代わりに「高額の契約をする時は、読売新聞本社代表取締役の承認を得ること」と規定されているそうです。権限がハッキリしてます。
だから最初から権限を握っていないのに、後になって、そもそも握っていない権限を侵害された、と主張しても難しいと思います。
それにしても、マスコミの人というのは、自分がもめる時も、面白く揉めるものです。裁判するぞ、と言い合っているようですが、この話しって裁判するようなことですかね。
キヨタケさんは解任されたので、その手続きに違法性があるかどうか、が焦点だと思いますが、どうなのでしょうね。
一方、この話しを真面目な話しにすり替えようとしている方もいます。
日本の球界に、GM制度は果たして育つのか?!
とか論争なさっていますが⇒無理だと思いますよ。
だって、日本のプロ野球というのは、親会社の商品を売るための手段です。球団の成績が売れ行きを大きく左右するわけですから、親分は権限を現場に譲ったりしないと思いますね。
それがイヤなら、まず球団の資本構成を変えないとダメでしょう。論争しても意味無いんじゃないでしょうか。
そう言えば、最近「横浜ベイスターズ」が「モバゲー」の傘下に入りましたが、私的には、そっちの方が巨人より心配です。新オーナーのインタビュー記事を読みましたが、野球への愛情があるとは思えません。愛情ならナベツネさんの方があるんじゃないでしょうか。
私は、その買収劇に横浜市も参加して欲しかった、と思っています。
「ベイスターズ」球団株式の51%を、市がいったん取得して、その内の25%を市民に転売すれば良かったと思います。
勿論、思いっ切り高く転売して、市の財政に貢献してもらいます。一方、購入した市民は球団オーナーの地位にあることを自慢できるようになります。スゴい誇りですよね。
良いと思いませんか?
え? 巨人の株は、今後も読売に持たせ続けて良いのか、って?
そうですねえ、財務省で買ってもらってはどうでしょう?
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて638日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
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