太陽笑顔

 ロート製薬さんが発行する『太陽笑顔fufufu』という雑誌の「スマイルトラベル東京浅草編」というコーナーに弊店が採り上げられることになり、先日取材の方が見えました。

 その『fufufu』には『太陽笑顔fufufu.net』というサイトもあります。このところ大手さんの、消費者向けサイトを見て研究するのを怠っていましたので、久しぶりに開けてみました。

 拝見しますと、基本的には通販をしたいのだと思いますが、そこはグッと抑えて、トップページでは、

 「美と健康をテーマにした、コミュニテイーサイト」と銘打っています。内容は、

①さまざまな人と交流できる「部活」

②美と健康のスペシャリストたちによるコラム

が2大眼目のようです。

 「美と健康のスペシャリストたち」は、その世界では有名なのかもしれませんが、私にはちっとも有難味が分からないので、パス。

 「部活」を見てみますと、

・美肌部

・ダイエット部

・愛情グルメ部

・健康習慣部

・婚活部

・子育て部

がありましたので、迷わず「婚活部」を開きました。

 え? 「愛情グルメ部」が先じゃあないのかって? まあ、いいじゃないですか。

 さてさて、このセクションは、一般人からの投稿欄と「婚活ビューテイー講座」の二つから成っています。

 なんだ、結局「ビューテイー講座」に行き着つくのか!と言う勿れ、ここはロートさんのサイトですから。

 しかし、です。読んでいくこんなことが・・・

「2011年前半に結婚したこのふたりに共通して言えることは「今までの自分では考えられなかったこと」を実行したという点。実はこれって、すごく婚活では意味ある行動だと思うのです。私もそうですが、人は歳を重ねれば重ねる程、変わることが怖くなります。でも、そこで勇気を出して変えてみるというのは大きな一歩なのです。」

 なる臍。

「先日、私の親友が37歳にして髪をバッサリと切り、ショートヘアーにしました。CMなどでよく見る、30代の人気女優風に、と美容院でオーダーしたものの、美容師さんから完成後「ごめんなさい。無理でした」と言われたそうですが(笑)彼女は別人のように変わりました。そして、急にモテ期が到来したと言います。きっと、勇気を出した彼女にも春は近いと思います。」

 ほお。

「みなさんも、マンネリを打破し、思い切って何かを変えてみては?そこには幸せな未来が待っているかもしれませんよ!」

 俺も、髪型変えるかな・・・

追伸①

 皆さん、目薬もパンシロンもメンソレータムもロートですよ!!!

追伸②

 毎日新聞社発行の毎日ムック『100年の味 店100選』に載せていただきました。有難いですね。2012年1月12日発行予定とか。是非お求め下さい。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて658日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 「ちんや」創業130年記念サイトは、こちらです。「すき焼き思い出ストーリー」の投稿を募集しています。

 Twitterもやってます。こちらでつぶやいています。

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特産松阪牛

 ロート製薬さんが発行する『太陽笑顔fufufu』という雑誌の「スマイルトラベル東京浅草編」というコーナーに弊店が採り上げられることになり、昨日取材の方が見えました。

 皆さん、目薬もパンシロンもメンソレータムもロートですよ! さて、

 弊店のお客様でもある、東京農業大学研究員の松本栄文先生が、

 『SUKIYAKI〜すき焼き』という新刊本を出されました。

 先生は日頃から全国の農家を歩いて食の研究をしておいでですが、ある時、松阪牛の肥育農家・森本武治さんが牛をかわいがる姿を見て「これほど肉牛を大切にしている農家は見たことがない」と感動、その後4年間にわたって取材を続けたそうです。その成果が、この御本です。

 森本さんが手塩にかけて「てるよし」(=メス牛の名前)を育てる様子が写真をふんだんに使って紹介されています。

 総カラーページのハードカバー本で、読み物というよりは、写真集のようです。

 大きい写真というのは良いもので、登場する牛の関係者達の表情に、肉への情熱が滲み出ています。

 また牛が老舗すき焼き店に競り落とされて料理となるまでを描くところも、「すきや連」に参加して下さる、「牛銀本店」さんが協力していて、見応えのあるものになっています。

 先生は「松阪牛がいかに多くの人から愛情を注がれ、大切に育てられたかを伝えたい。」「世界に誇る食遺産「特産松阪牛」の魅力を、もっと私たちは知るべきだと思う」と書いておられましたが、この御本からはそれが直観的に感じられます。

 美味しいものはなぜ美味しいのか、が分かる一冊と思います。

 この御本にはイメージ写真ばかりでなく、「御勉強」部分もあります。

松本先生は、本来食品科学が御専門なのです。

 「御勉強」部分の内、「松阪牛」の定義に関する部分は、弊ブログの読者の皆さんにも、おさえていただいた方が良いと思いますので、ここでも書いておきます。

 さて、2002年以前の「松阪牛」の定義と現在の「松阪牛」の定義は違います。

 現在は、松阪地区22市町村で育ち、松阪食肉公社独自の個体識別システムに参加している牛は、等級が低くても、仔牛の産地がどこでも「松阪牛」と呼べます。

 このシステムは、国の個体識別システムより厳重なもので、不正が絶対に行えないようになっている、素晴らしいものでして、その牛が松阪の牛であることをしっかり証明してくれますが、等級を保証するものではありません。そこが02年以前の「松阪牛」の定義と違うところです。

 現在、仔牛の産地が但馬・淡路で、なおかつ900日以上肥育された牛、つまり02年以前に「松阪牛」と呼ばれていた牛に近い牛を求めたければ、「特産松阪牛」を求めないといけません。

 「特産松阪牛」は「松阪牛」全体の1割程度です。仔牛のメイン産地が宮崎県などの南方に移った結果、「特産」のシェアは小さいものになっています。それが実情です。

 覚えておけばカノジョに自慢できますよ、「特産松阪牛」。

 自慢した結果「御馳走してえ〜」と請求されても関知しませんけどね、私は。

 なお『SUKIYAKI〜すき焼き』の発行元は、㈱カザン。

 ISBN978-4-87689-605-9 C0072 です。

追伸

 毎日新聞社発行の毎日ムック『100年の味 店100選』に載せていただきました。有難いですね。2012年1月12日発行予定とか。是非お求め下さい。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて657日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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マンドリン・トリオ

 先日弊店で、台東区若手経営者サポートセミナーの、恒例の忘年会がありました。

 今年は「余興」と呼ぶには、かなりもったいない余興がありました。

 それは、マンドリンの青山忠先生と御子息の涼さん、それにセミナー講師で学生時代にマンドリンをたしなんだ、二条彪先生のトリオ演奏です。

 約30分でしたが、ごく近い距離で聞くマンドリンは格別なものでした。マンドリンは、繊細な楽器ですので、やはり小さい空間で聞くのに合っています。セミナーのメンバーだけで、演奏者を独占するのは贅沢な話しで、実に有り難いことでした。

 この日二条先生は、夕方のリハーサルから緊張しっぱなしでした。

 青山先生と二条先生は高校時代からの先輩・後輩で、一緒にマンドリン・クラブで活動した仲とかですが、今はプロ奏者に成った人とアマチュア奏者です。御子息も既に世界的なコンクールで入賞しているそうですから、共演するプレッシャーはかなりのものだったと思います。

 ましてや、ご自分が人気講師でいらっしゃるので、お忙しくて練習もままなりませんよね、大変だったと思います。

 経営コンサルばかりでなく、「マンドリン音楽に少しでも関心を持っていただき聴いていただければ」という情熱がなければ出来ないことですね。感心させられました。草々。

 え? 今日のブログは、それで終わりか、って? 

 その後はねえ、それは、まあ、忘年会ですから、それは楽しく呑みイヤ語り通しましたよ、はい。

追伸①

 浅草寺境内では12/17-12/19の3日間、年末恒例の羽子板市が開かれます。是非お出かけを。

追伸②

 毎日新聞社発行の毎日ムック『100年の味 店100選』に載せていただきました。有難いですね。2012年1月12日発行予定とか。是非お求め下さい。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて656日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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飲み比べ

 お酒を、お客さまが「ちんや」へ持ち込んでいただけるようにしてから、おおよそ2ケ月たちます。

 そういうプランを導入しましたのが、10月下旬でした。ドリンクの売上が減るのを覚悟で、一大決心で導入したのに、最初はゼンゼンご利用がなくて残念に思っていましたが、忘年会シーズンに入って、だんだんと利用されるようになってきました。

 自分で言うのもなんですが、とても安いチャージですからね。

 そもそもですが、震災以降あらためて東北の地酒のことを調べるにつけ、素晴らしい御酒が各地にあって、それを「ちんや」で飲んでいただけないのは残念なことだと思うようになりました。

 かと言って、全てを仕入れて在庫しておくのは、実際問題として不可能でして、在庫しているのは1県1蔵です。と、なるとお客さまに持ち込んでいただくのが実際的ですね。それで、持ち込んでいただけるようにしたわけです。

 嬉しいのは、お飲み残しがあることです。味見をさせていただいています、当然。

 ほほお、この蔵元さんの御酒は初めて飲んだぞ、面白い造りだなあ、などと楽しめます。

 イジキタナいと言う勿れ。

 好奇心と言っていただきたいですね。                    

 だいだいですね、皆さん飲む分量を多く見積もり過ぎなんですよ。

 酒が足りない!と言われるのを幹事さんが警戒なさるせいでしょうかね。あるいは、いろいろな酒を飲み比べようとして、全部開戦イヤ開栓してしまい、飲み切れなくなってしまうせいかもしれません。

 足りなきゃあ、「ちんや」に置いている東北の御酒を召し上がれば良いと思うんですけどね。

 おっと、それじゃあ、飲み残しがでないか。今の発言はお忘れ下さい。

 なお、住吉に飲まれるのがお気にめさない場合は、どうぞお持ち帰り下さい。重いでしょうけどね。

<お持込みの要領は、こちらです>

追伸①

 浅草寺境内では12/17-12/19の3日間、年末恒例の羽子板市が開かれます。是非お出かけを。

追伸②

 毎日新聞社発行の毎日ムック『100年の味 店100選』に載せていただきました。有難いですね。2012年1月12日発行予定とか。是非お求め下さい。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて655日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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宴会

 若い方からの予約の電話は、

「飲み会をやりたいんですけど・・・」

で始まることが多いです。弊店は飲み屋ではないので、チト気になりますね。

 それで念のため、ウイキぺデイアで「宴会」を開けてみましたら、ほお、こういう単語も載ってるんですね。曰く・・・

「宴会(えんかい)とは、飲食を共にすることによりお互いのコミュニケーションを深める行為をいう。通常2〜3人程度で行うものは宴会とはいわず、ある程度まとまった人数で行う場合に宴会という。類義語として、宴(うたげ)、饗宴(きょうえん)、飲み会(のみかい)、パーティなどがある。」

「小規模の宴会は、居酒屋などの飲み屋で開かれる事が多い。ある程度規模が大きい場合にはホテルが用いられる。企業の慰安旅行などでは宿泊施設の宴会場を利用する事が多い。政治団体などは料亭で宴会を行うことが多い。」

・・・当たり前すぎて、なんか笑えますね。

「宴会は通常、職場、労働組合、政治団体、各種団体などで行われる。新年会、歓迎会、送別会など名目はさまざま。取引先企業の接待のために行われる場合もある。若者の同好のグループが行う宴会は、コンパと呼ばれる。」

・・・そう言えば「コンパ」っていう単語があったのを忘れていました。今時の学生さんも、使うんでしょうか、この単語。

「宴会」と「パーティー」について、違いを厳密に定義づけることは不可能である。しかし、座敷で座っておこなう和風の場合、「宴会」とよぶことが一般的であろう。また、宴会は無礼講も許されるざっくばらんな場であり、パーティーは礼儀や節度を守って行われるものであるという傾向がある。」

・・・パーティーって、そうだったんですか!

 この先も笑えます。 

「宴会を企画する人は幹事と呼ばれる。設宴の場所や日時の調整、経費の管理だけではなく、場合によっては参加者の選定や宴会場における配置などにまで気を配らなければならず、いわゆる「気の利いた」人でなければ務まらない。」

「コンパニオンを呼ぶこともある。特にコンパニオンと遊ぶ事を目的とした宴会は「艶会」(えんかい)と呼ばれる事がある。」

 え、艶会ねえ。

 今度「えんかいをやりたいんですけど・・・」という電話がかかってきたら、ニヤっとしてしまいそうです。

追伸①

 浅草寺境内では12/17-12/19の3日間、年末恒例の羽子板市が開かれます。是非お出かけを。

追伸②

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 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて652日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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スローガン

 上手い表現のスローガンがあると、人はやる気を出せるものです。

 今、この国にそういうスローガンがないのが、スゴく悲しいです。今言われていることと言えば、

 「子孫に負担を残したくない」⇒それで消費税増税!あるいは、

 「ギリシャのようになりたくない」⇒それで消費税増税!だそうですが、これでやる気を出す人が何人いますでしょうか。

 この調子ですから、「どぜう総理」もだいぶ支持率が落ちて来たようです。そんなことを考えていたら、

 「浦霞」さんから手紙が送られてきました。

 ここで改めて紹介するまでもなく、今回の震災で大きなダメージを受けた、塩釜市の蔵元さんです。

 手紙では、震災直後に撮影した蔵の画像と、修復の進んだ現在の画像を並べて見せて、前進の具合を説明しています。

 そして、それに加えて、今後の会社の考え方として、

 「日本に笑顔を醸しだす」というスローガンを掲げられました。

 いいですね、この表現。

 震災後、日本酒を飲む、という行為に新しい価値が加わったことは、皆さんがご存じの通りです。日本人としての連帯感・絆の表現方法として日本酒を飲む、ということが行われるようになりましたね。 

 そして飲めば誰もが笑顔になります。そのように醸し出された気分の中から、さらに何か、国全体が盛り上がれるような、上手いスローガンがうまれたら良いな、と思います。

 追伸①

 浅草寺境内では12/17-12/19の3日間、年末恒例の羽子板市が開かれます。是非お出かけを。

追伸②

 毎日新聞社発行の毎日ムック『100年の味 店100選』に載せていただきました。有難いですね。2012年1月12日発行予定とか。是非お求め下さい。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて653日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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上州バンザイ②

 少し前の話しになりますが、11/23に第10回すきや連を、群馬県前橋市の「牛や清」さんで開催しました。

 参加された方には寄せ書きをしていただきました。会場の、盛り上がった雰囲気がわかりますので、昨日から公開しています。今日は、その②です。是非ご覧下さい。

・この会はいつも楽しいですね。すき焼きは肉と野菜のバランスの最もとれた料理です。

・子供の頃ちょっと豪華な夕食はすきやき

・ネギのこんにゃく、下仁田名産、上州黒毛和牛と一緒に。すきやきは群馬の名産?

・小雪に食ふすき焼きのあたたかき

・おいしいすき焼

・いつもありがとうございます。

・すき焼きはぐんまに来ても、うしだった

・ザクならばネギコンニャク椎茸だ。

・「すきや連」はいつもにぎやかで元気もいただきます。

・ようこそ!群馬へ!!

・負けねえように頑張ろう!!って思えた、牛や清@前橋でした。

・上州和牛おいしいね!!

・上州和牛日本一

・群馬県食肉卸売市場は日本一!だと思います。対米輸出認定工場。

・すき焼きの食材揃ふ群馬かな

・ここは肉ここはネギなり鉄の鍋

・美味に囲まれ最高の夜です。

・お肉大好き

・原木しいたけ最高

・上州和牛よろしく

・黒毛和牛は世界一

・ぐんまならではの、すき焼きお宝鍋!!全国にもっと広まることを願っています。

・最高のお肉、最高の野菜、最高の味

・すき焼きは心もお腹もぜいたくな気持ちにさせてくれます。すき焼き万歳

・素晴らしいロケーションの「牛や清」さんで頂けたすき焼きは格別でした。冬場には「旬」の下仁田葱に切り替えられる、群馬ならではのすき焼きに大満足いたしました。今回は下仁田産地見学会で、地元のパワー全開企画に感動です。下仁田は国道254号(上州街道)で特産品全てがすき焼きの材料と恵まれた土地です。平成版「食の街道・上州すき焼き街道」なんてネーミングの新街道名は、如何でしょうか。

・「群馬のおいしいものは?」と尋ねられ、私は「どうしよう、本当においしいもの無い」と思っていた私、とんでもない、本物を知らなかっただけ。今日はとても有り難い、素晴らしい日。本物の美味しいものを評価できる向笠さまに美味しいものをご教示頂きました。群馬には、とても美味しいものがたくさんあります。ありがとうございます。温かみがあり甘い、小金澤さまの蒟蒻、下仁田ねぎ、シイタケ、洋ナシのコミス、皆に自慢して群馬のおいしいものを話すことが出来ます。今日はみなで囲んで食べられる温かいと感じるすき焼き、日本の伝統の食べ物、醤油を使う、しかも超おいしいというのがいい。群馬でおいしいものに会えた感動は一生忘れない、私の宝ものです。向笠さまにいらっしゃっていただき、群馬県人として心から感謝です。ありがとうございます。

追伸

 毎日新聞社発行の毎日ムック『100年の味 店100選』に載せていただきました。有難いですね。2012年1月12日発行予定とか。是非お求め下さい。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて652日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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上州バンザイ

 少し前の話しになりますが、11/23に第10回すきや連を、群馬県前橋市の「牛や清」さんで開催しました。

 参加された方には寄せ書きをしていただきました。会場の、盛り上がった雰囲気がわかりますので、是非ご覧下さい。

・下仁田ねぎ、こんにゃく、しいたけ、上州牛、醤油に敬意を表して、

 妙義おろし産物揃ふ鍋の中(千恵子)

・下仁田ねぎ、こんにゃく、しいたけ、今回は社会科見学のようで勉強になりました。そして、すき焼き最高!

・ねぎ、こんにゃく、しいたけ、春菊、にんじん、えのき、手打ちうどん、すべて群馬県産。素晴らしい。

・群馬の食材、群馬の人材の素晴らしさに驚いています。

・感謝。群馬県産食材で、おいしいすきやき

・「食の力は人の力」。原料・素材が食材になるまでの努力を感じた、群馬の一日でした。

・おいしいものはおいしい 日本の食文化ガンバレ 

・蒟蒻に今日は売り勝つ若菜哉―松尾芭蕉は刺身蒟蒻が大好物だったそうです。

・おいしさ それは「愛」 おいしさで人は幸せに。

・(や)っぱり旨い (ま)た食べよう (ふ)るさとの味 (ぐ)んまの名産  

・ねぎとこんにゃく下仁田名産 上毛カルタの「ね」です。

・香りを楽しみ食して幸せが広がる 最高のすき焼きに合う牛肉は私が育てます!

・米沢より来ました。「すきや連」楽しみにしております。

・本当は楽しい時間を本当にありがとうございました。

・今日も楽しみに車とばして来ました。遅くなってごめんなさい。

・コンニャク、葱、シイタケ 日本の食材をおいしくするのは、すき焼きですね。

・群馬のおいしいものを頂きまして幸せでございます!

・すきやきは大勢で食べてこそおいしいですね

・視覚、味覚、出合いをありがとうございます。

・味と心

・群馬県をまるごといただくような料理がすき焼きですね。

・声をかけて下さりありがとうございます。しらたきに卵をからめて食べるのが好きです。

・前橋に生まれ47年間で初めての来店です。本日はおいしい時間を楽しみたいと思います。

・すきやきは晴れ着のソウルフードです!群馬のおいしさと情熱に感動しました。ありがとうございました。

 寄せ書きはまだまだありますが、今日はこの辺で。

追伸

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 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて651日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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独りカラオケ

 忘年会シーズンですね。弊店も連日多数のお客様をお迎えしています。

 ここで皆さんにお尋ねしますが、皆さんは会社の忘年会に出席したいですか?

 ああ、やっぱり、「・・・」ですか。

 事実上仕事なのに、残業代がつかないのが納得いかないですか?

 そういう問題じゃなくて、そもそも会社の人と飲むのがイヤなのですか。

 悲しいことを仰いますねえ。

 でも、忘年会よりもっと、参加人数が減って、悲しいことになっている世界もあるようです。

 それは、カラオケ。

 先日テレビの情報番組がカラオケについて街頭インタビューをしていたのを見ましたが、若い人達が「あまり大勢ではカラオケに行かない」と回答していました。

 それで、ついに最近は「御一人様専用カラオケ店」というのが出来たらしいです。

 うーん。どうなんでしょう、それ。カラオケと言えば、会社とか大勢で行くものじゃなかったですかね。

 大勢でカラオケに行かない理由としては・・・

 世代の違う人の歌を聞いても、その歌を知らない。だからつまらない!

という理由が多いようでした。

 私だって知りませんでしたよ。20歳代前半の頃は、裕次郎とか、九ちゃんとか、GSの「ブルーシャトー」とか全然知らずに、カラオケに連行されて強制的に学習させられました。

 最初は少し苦痛でしたけどね、今は時間を損したとは思っていません。

 世代の違う人の好きな歌や思い出の歌を知るのは、楽しいことです。知ろうとすれば良いだけで難しい話しではないのに、若い人がそうしないのは悲しいことですね。

 勿論、先輩方とカラオケに行った時は、私は聞かされるばかりでなくて、こちら世代の歌も聞かせてやります。

 さらば〜地球よ〜旅だつ船は〜 とか

 誰だ!誰だ!誰だ〜 空の彼方に踊る影〜 とか

 ニンニキニキニキ ニンニキニキニキ ににんが三蔵! とかですね、例えば。

 え? 住吉とだけはカラオケに行きたくないって?

 どうして、そういう悲しいこと言うのかなあ。

 追伸

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白い恋人

 北海道を代表する土産と言えば、『白い恋人』ですね。その『白い恋人』と、大阪の『面白い恋人』が揉めているそうですね。

 『面白い』を販売しているのは、お笑いの吉本興業ですが、その吉本に対して『白い』側が「商標権を侵害された」として販売の差し止めを求める訴えを起こしたそうです。

 おやおや、裁判ですか。お笑いなのに、笑えませんね。

 そうしたら、皮肉なことに『面白い』の売上が急増したそうです!

 大阪の観光名所「通天閣」では、提訴前は1日平均10個程度だった売上が、1日300個に伸びた日もあったというから笑ってしまいます。吉本興業が直営する大阪市内の2店舗でも、入荷と同時に売り切れる状態だとか。

 で、裁判の方はと言うと、まだ吉本と、『白い』の販売元「石屋製菓」さんとの和解交渉は進展していないそうです。

 皆さんは、この話しをどう思いますか?

 以前から『白い』が大阪でたくさん売れていた事実があって⇒そこに後から『面白い』が参入して⇒『白い』の市場を荒らした格好なら、それは吉本が悪いですね、当然。でも提訴以前に『白い』が大阪でさほど売れていなかったのなら、むしろ、大阪では共存した方が得策のように思います、私は。

 「『白い』は北海道の土産」という感覚なので、私はそう思うのです。一般的にも、多分そうでしょう。でも「石屋製菓」さんは、そう思っていないのでしょうね。『白い恋人』は北海道だけでなくて、国民的なブランドと考えているのでしょう。

 その認識に立てば、大阪で吉本興業がしていることに抗議するのが合理的、ということに成ります。その筋書きで、弁護士か何かが煽ったのかもしれません。

 「石屋製菓」さんと違って、私は「「ちんや」は浅草のもの・東京のもの」という感覚を持っています。

 実は「ちんや」にも、九州に類似さんがありますが、その感覚に従って対応しています。

 たまに実害もあります。九州の、類似さんのお客様が間違って、弊店へ予約の電話をかけてきてしまうことがありまして、それが実害です。

 03-で始まる電話番号は東京なのに、九州から弊店へ電話をしてしまう方がいるのです、最近は。その予約なさった方が類似さんの店へ行った時、席はありませんね、当然ですが。

 大事な方を接待しようというのに、席が無くて怒り狂っている姿が目に浮かびます。(間違って電話した、お客さんも、お客さんですけどね。)

 それでも、まあ、私としては「「ちんや」は浅草のもの・東京のもの」という感覚でやっています。

 甘いな、オレも。

追伸

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