飛び込み営業
来週弊店を見学に見えるはずの、気仙沼の中学校に電話が通じません。で、地図を調べたら海岸近く・・・
東京への修学旅行は難しいかもしれませんが、連絡がつかない内は、見える前提で準備してお待ちしています。どうか、無事でいて下さい。さて、
弊店のように、一般のお客様相手に営業している店は、入りやすいので、飛び込み営業マンが飛び込んで来ない日はありません。
それは仕方ないのですが、さも社長(=私)の親しい知人であるかのように、名乗って入ってくるのはフェアでありませんよね。
「○○会で社長さんとご一緒させていただいている、㈱飛込産業と申しますが・・・」
私も色々な会に登録していますが、法人会だの商工会議所だのは、公的な会なので、一定の要件を満たした会社なら、入会できます。そこで「ご一緒」だと言われてもねえ。
それに、その会社の社長さんがやって来たのか、と思わせておいて、実は来ているのは、飛び込み君ですよ。玄関先で営業マンに、そういうセリフを言わせるために、会に入会したのだな、というのが見え見えです。
なにしろ、私はノーアポで来られるのがキラいです。このブログの読者の方なら、その辺りはご承知かと思いますが、そういう飛び込み君は、まず読んできていません。
私が尊敬している、墨田区の久米繊維工業の久米社長は、若い修行時代に、営業マンをしていたことがおありだったそうですが、その頃は営業相手方の人と成りを事前に知るために、あの手この手で準備されたそうです。
やがて時代は移り、今、営業相手方の人と成りを知るためのツールが世の中に溢れるようになりました。その昔個人情報は、そうは手に入りませんでしたが、今はブログやツイッターで、多くの人が個人情報を世間に曝しています。それを活かさない手はない、と久米さんに教わりました。
そういう時代に「○○会で社長さんとご一緒」は、いかにも進歩なさスギですよね。それだけでも、私にとっては面会しない理由として充分です。ヒマなら別ですが、地震の後で忙しいんだし。
はい、住吉は、体調を少し崩しておりまして、今度出て参りましたら、こちらから電話させます・・・
と私本人が面と向かって言っているのだが、その飛び込み君、お分かりにならないようでした。だって「ご一緒」したことないもんね、キミとは。わからないよね、誰だか。
追伸①
雑誌「ノジュール」2011年4月号に載せていただきました。「50代からの自分ライフを格好よく!」というコンセプトの雑誌です。
その「ザ・東京めし これぞ江戸の味!」というコーナーに載せていただきました。
JTBパブリッシング社より発行。定価750円だとか。
追伸②
仙台牛メニューの提供を開始しました。普段より高い値段で、お買い求めいただき、利益を被災地の畜産関連団体に贈ります。弊社も利益の一部を供出いたします。
宮城県登米市・千葉正憲牧場産、黒毛和種牝牛、個体識別番号は03686-13232。
美味しく食べて被災地支援を!
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて417連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
「ちんや」創業130年記念サイトは、こちらです。「すき焼き思い出ストーリー」の投稿を募集しています。
Twitterもやってます。こちらでつぶやいています。
震災不景気でヒマなのでTwitterのリストを作りました。リアルに面識のある方々だけが載っているリストです。まるごとフォローを、遠慮なく。