こだまでしょうか

  童謡詩人・金子みすゞの詩「こだまでしょうか」のパロデイーが流行っていて、いろいろな版ができているようです。

  その内に誰かがパロデイーを作るだろうと思っていました。あれだけACがTVで流していますし、応答形式なのでマネしやすいですよね。

  そんな中に、食品風評被害についての、枝野官房長官と記者とのやりとりを、みすゞ風に仕立てたものがありました。最初は決然と安全です!と答えていた長官が、こだまの様に応答する内にモヤモヤしてくる、という趣向のものです。

  震災当初は颯爽としていた、枝野長官も風評被害の問題が発生してからは、すっかりモヤモヤしてきて、答えにくそうな表情をしている姿が目立ちます。それとともに政府への信頼感も揺らいで見えるのが、情けないところです。

  政治家や政府にとって食品は鬼門だ、ということが良くわかります。

  このパロデイーはなかなか良く出来ていて政府批判の手法としては美味いイヤ上手いと思います。でも、現地の風評被害を受けている皆さんの胸中を思うと、それをここには載せられません。

 弊ブログの読者の皆さんも気になるでしょうが、まあ、ネットで検索するとすぐに出ますので、読みたければ勝手に探してください。

  で、替わって、ここでは別の版をどうぞ。

 「三社が中止だってね」っていうと
 「ああ、中止だってよ」っていう。
 「サンバも中止だってね」っていうと
 「ああ、中止だってよ」っていう。
  「ショボいよね」っていうと
 「ああ、ショボいよね」っていう。
  そうして、あとで
  さみしくなって、
 「でも負けたくないよね」っていうと
 「そりゃ、負けたくないよ」っていう。

  「なにか、したいよね」っていうと
 「そりゃ、なにか、したいよ」っていう。

   こだまでしょうか、
  いいえ、浅草。(作詞:住吉ひひひ)

追伸①

 雑誌「ノジュール」2011年4月号に載せていただきました。「50代からの自分ライフを格好よく!」というコンセプトの雑誌です。

 その「ザ・東京めし これぞ江戸の味!」というコーナーに載せていただきました。

 JTBパブリッシング社より発行。定価750円だとか。

追伸②

 仙台牛メニューの提供を開始しました。普段より高い値段で、お買い求めいただき、利益を被災地の畜産関連団体に贈ります。弊社も利益の一部を供出いたします。

 宮城県登米市・千葉正憲牧場産、黒毛和種牝牛、個体識別番号は03686-13232。

 美味しく食べて被災地支援を!

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて409連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)