ポリッシングクロス
4/15は雷門横丁一斉清掃の日でしたので出動しました。でも、いつもより参加者が少なかったなあ。
掃除を自粛して、どうする! さて、
ポリッシング・クロスとホースヘアブラシ・デラックスを購入しました。
ポリッシング・クロスって何のことかお分かりになりますか? 靴を磨くための、専用の布巾です、スゴイでしょう。しかも世界の靴ケア商品業界におけるトップメーカー・ダスコ社製です。
一方のホースヘアブラシ・デラックスはドイツ製で、その商品名の通り、馬の毛でできております。デラックスという位、立派な体躯の代物です。
このクロスとブラシを使って、「ちんや」に来店されたお客様の御靴のホコリを落として差し上げようと考えています。
「ちんや」は、お客様の御靴をお預かりいたしますので、当然以前から私は靴に興味を持ってきました。立派な靴をお履きの方が見えると、こちらの気分も盛り上がります。スリッパ履きの人が見えたりするとガッカリしますね、スリッパ・メーカーの方には悪いですが。
地理的にも、靴業界は地元・台東区の地場産業であります。それで、その業界に懇意の社長さんもたくさんいます。厳しい経済状況ではありますが、なんとか一緒に浮上しようと話しあっている仲です。
今回クロスとブラシを納めて下さった、「荒川産業」のM社長も、そんな一人です。二条彪先生の「台彪会」で知り合い、靴ケアについて色々と教えていただいてきました。
今回、そのMさんから買った、クロスとブラシを使います。ただし雨で、お客様の御靴が濡れてしまった場合は、むしろ余計なことはあまりするべきでなく、雑巾で水滴を吸い取り、自然乾燥を待つのが正しいそうです。
本当は、もう少し本格的な、靴ケア=クリームを使うような仕事を目指そうかと思っていました。「ちんや」では、その昔チップを下さるお客様に、そういう靴ケアをしていたこともあったようです。
でも今時は、チップを下さる方はほとんどおいででないので、クリーム代がペイしませんし、お客様の、靴についてのお好みの方もハッキリしているので、あまり勝手なことをやるべきでなく「ホコリを落とす」という仕事を確実にすることの方が良いようです。そう決めました。これもMさんのアドバイスです。
震災で、お客様の数も少ないですしね、玄関スタッフのヒマ潰しに最適です。
もちろん、道路を掃くこともいたしますが、良く考えたら、中においでのお客様の御靴の方が重要だよね、と気付いた次第です。
そして、この話しは、それだけじゃあ、ありません。Mさんのご指示で、クロスとブラシを各3個用意しました。
・黒靴用
・茶靴用
・白靴用 の3個です。
お客様がご自分で靴クリームを塗って来られた場合、下手にクロスやブラシをかけると、そのクリームが付き、それを後で他のお客様の御靴に使った時に、色を移してしまいますよね。黒靴から黒いクリームが付いて、白い靴に移るとマズいです。それで、各3個用意しています。
どうです、良い靴を買って履きたくなりましたよね。
良い靴履くぞ、ニッポン!
追伸①
雑誌「ノジュール」2011年4月号に載せていただきました。「50代からの自分ライフを格好よく!」というコンセプトの雑誌です。
その「ザ・東京めし これぞ江戸の味!」というコーナーに載せていただきました。
JTBパブリッシング社より発行。定価750円だとか。
追伸②
仙台牛メニューの提供を開始しました。普段より高い値段で、お買い求めいただき、利益を被災地の畜産関連団体に贈ります。弊社も利益の一部を供出いたします。
宮城県登米市・千葉正憲牧場産、黒毛和種牝牛、個体識別番号は03686-13232。
美味しく食べて被災地支援を!
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて412連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
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