皆、日本人
「不可能などありません」という表題のメールが来たので、
そうだ、ニッポンに不可能はないぞ!と開けてみたら、
「私達女性スタッフが丁寧にサポートして参りますので、必ず素敵な出会いをあなたへお約束いたします。」だって。さて、
人を見る目が変わりますよね、大災害の後は。
どう変わるかと申しますと、自分一個のことだけを考えてる人が識別できるようになります。経営者なら普段から、その辺りを見ぬくべきなのでしょうが、凡才の私には良くわからず、こういう時になって初めてわかります。
どうしてわかるか、ですが、自分のことだけを考えてる人は、平時と非常時の行動が同じです。今のような時でも、普段と同じように行動しようとします。意地でも同じように行動しようとします。
そういう人が行動を変える場合もありますが、それは、
・水や牛乳を買い占めるとか、
・雨の中歩くのをイヤがるとか、
〜そういう方向での変わり方です。変わった、というよりは現状を維持しようと躍起になっているわけです。
私が最初に言った、平時と違う行動とは、勿論、
「人様の御役に立とう」という方向での行動です。普段はあまりそういう行動をしない人が、今そうするのを見ると、ハっとします。ハっとして、今後は仲良くしていこう、と思います。
逆にスーパーやコンビニの在庫のことばかり話している人とは、遠くない日に別れが来そうだな、と感じます。
ツイッターには、こんなにツイートもありました。「最悪のシナリオというのは完全なメルトダウンでも大不況でも大停電でもなく、この事態から日本人が結果として何も学ばず「今まで通り」がまかり通り、同じことを繰り返すこと。そういう意味で最悪のシナリオを辿る可能性ってすごい高いと思うんだ。。。」
今、被災地へボランテイアに出かけなくても、なにか自分が出来ることをやろう、そう思っている人はたくさんいます。
一方そうは思わずに、環境が変わったことを、ひたすらボヤいている人も結構います。
どちらも皆、日本人。
それでも、復興するぞ、ニッポン!
追伸①
雑誌「ノジュール」2011年4月号に載せていただきました。「50代からの自分ライフを格好よく!」というコンセプトの雑誌です。
その「ザ・東京めし これぞ江戸の味!」というコーナーに載せていただきました。
JTBパブリッシング社より発行。定価750円だとか。
追伸②
仙台牛メニューの提供を開始しました。普段より高い値段で、お買い求めいただき、利益を被災地の畜産関連団体に贈ります。弊社も利益の一部を供出いたします。
宮城県登米市・千葉正憲牧場産、黒毛和種牝牛、個体識別番号は03686-13232。
美味しく食べて被災地支援を!
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて401日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
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Twitterもやってます。こちらでつぶやいています。
震災不景気でヒマなのでTwitterのリストを作りました。リアルに面識のある方々だけが載っているリストです。覗いてやって下さい。