2022年2月25日
履物街
新ちんやの開店準備が慌ただしくなり、連日現場に入っています。当然江戸通りを歩いて通います。
ここはかつて履物問屋街だったのですが、このところマンションが増え、東京オリンピック前からは、インバウンド客相手の簡易なホテルが増えました。そうしたホテルの中には休業(廃業?)して、そのままになっているものも多いです。
いずれ新しい用途に変わるのでしょうが、どんなものになることやら。新しものずきの方々には逆に面白い一帯かもしれません。
履物街は、江戸歌舞伎座三座が浅草猿若町(現在の浅草6丁目)にあった頃に役者衆に履物を提供していた職人町が起源です。
歌舞伎座は明治時代初期には東京の中心部に移転しましたが、履物街はケミカルシューズの時代にも対応して、昭和の終わりまで繁栄しておりました。履物屋さんが減ってマンションが増えたのは、中国が生産地として発展し、安い靴が輸入されるようになってからだと記憶しています。
なお履物屋さんは基本的には問屋さんです。中には小売りする店もありますが、中を除く時は、お気をつけ下さい。
<新ちんや、既にご予約を承っています>
3月18日に、浅草花川戸「金泉ビル」(台東区花川戸2丁目16-1)で再開させていただきます。
そのご予約は、下記電話またはサイトにて承っています。
電話→03-3841-0010(旧店舗と同じ)
WEB予約→こちらから。
ふるって、ご予約下さいませ。
ご期待いただけましたら幸いです。
本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.381本目の投稿でした。
Filed under: 浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:00 AM Comments (0)