寒天の日
2月16日は「寒天の日」だそうです。
このような、「〇〇の日」という記念日は、世の中にたくさんありますね。
私自身も、
「適サシ肉の日」
を申請して許可されています。
「適サシ肉の日」は1月15日。2017年に私が「適サシ肉宣言」をした日です。
「すき焼き通の日」は10月15日。2008年に向笠千恵子先生の新書『すき焼き通』が刊行された日です。その出版記念会に全国のすき焼き店が集まり、「すきや連」が出来ましたので、「すき焼き通の日」は「すきや連」の記念日でもあります。
で、「寒天の日」ですが、
「長野県茅野商工会議所と長野県寒天加工業協同組合が制定。2005年のこの日、NHKテレビ『ためしてガッテン』で寒天が取り上げられたことを記念した」そうです。
うーむ、お気の毒ですが、記念の根拠である『ためしてガッテン』がなくなるそうですから、「寒天の日」はピンチですね。
記念日にするくらいですから、放送当時『ガッテン』のインパクトは大きかったのでしょうけど、今後は対応する必要がありそうです。
なお寒天の原料がテングサなのに、何故長野県の寒天業者が、この件を主導しているのか、私も気になって調べたところ、
伝統的製法で寒天を製造する時、途中で原料を凍結させる工程があるからでした。
寒い夜に原料を凍結させ→翌朝日の光に当てて、氷を融かして水分を落とします。そうやって水分を減らして行くのです。
「凍み豆腐」と同じ乾し方ですね。
その凍結工程をやるのに、寒くて晴天率の高い長野県諏訪地域が適しているという次第です。諏訪以外で伝統製法をやっている所は大変少なくなっているそうで、天然寒天に限ればシェア日本一なのだそうです。お知らせまで。
追伸、すき焼き「ちんや」再開のおしらせです。
3月18日に、浅草花川戸「金泉ビル」(台東区花川戸2丁目16-1)で再開させていただきます。
すき焼き店のほか、精肉売店も併設致します。
「株式会社 WDI」さんとの御縁により、私の当初の見込みより早めに再開できることとなり、嬉しく思っております。
新店舗には旧店舗のスタッフも、私も従事致しますし、旧店舗の調度品を持ち込みますので、味や雰囲気を保てるものと考えております。
ご期待いただけましたら幸いです。
本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.372本目の投稿でした。