卵の溶き方
オリンピックが景況のようですが、
「小林陵侑・すき焼き」
「平野歩夢・すき焼き」
と検索しても何も出なかったので、私はスルーしたいと思います。さて、
動画の時代になりましたので、すき焼きの段取りを撮る機会が増えました。
卵など、静止画なら割って卓の上に置いておくだけですが、動画ですと、溶くところを撮る必要があります。
で、その溶き方ですが、
できる限りクリーミーにしたいのであれば卵白もしっかり溶いていただく必要があります。
卵白は卵の目方の半分以上を占めていますし、見かけ以上にちゃんとした組織ですので、無視して卵黄だけ溶くのは良くありません。
なにしろ卵黄を外圧や細菌から護っているのが卵白ですからね、弱い組織のはずはないのです。
卵白から溶き始めるのが良いと思います。それなりに手間をかけて卵白を溶き、それから卵黄を崩しに行くのが良いと思います。
ただし、そもそもの話しとして、「できる限りクリーミー」を希望するかどうかは、「お好み」です。卵白が多少「だま」になっている方が美味いと感じる方もおいでです。
以前に、10分以上時間をかけて卵を溶き、それがエンタメと化しているすき焼き屋さんがありましたが、そこまでやるとなると、好みじゃないと感じる人がいてもおかしくないと思います。
ご家庭でなさる時は、色々試してみるのが楽しいと思います。
追伸、すき焼き「ちんや」再開のおしらせです。
3月18日に、浅草花川戸「金泉ビル」(台東区花川戸2丁目16-1)で再開させていただきます。
すき焼き店のほか、精肉売店も併設致します。
「株式会社 WDI」さんとの御縁により、私の当初の見込みより早めに再開できることとなり、嬉しく思っております。
新店舗には旧店舗のスタッフも、私も従事致しますし、旧店舗の調度品を持ち込みますので、味や雰囲気を保てるものと考えております。
ご期待いただけましたら幸いです。
本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.370本目の投稿でした。