ハレノヒ

まだまだ拡がりを見せている「ハレノヒ」問題について一言。

この会社に貸していた金融機関が今どのように反省しているのか、そこが私は気になります。

銀行は分類すれば一応被害者だから、メディアでもネットでも批判の的になってはいませんが、途中までは「ハレノヒ」の協力者でした。

その額6億円以上というから呆れてしまいます。

銀行がもっと早くこの会社を見捨てていれば、被害に遭う新成人の数を少なめにすることが出来たと思うのですが、実際には盛大に貸し込み、最悪の形で破綻させました。

お粗末極まりないですな。

高飛び中の「ハレノヒ」氏は、ベンツを乗り回したり、中国に進出しようとしたり、堅実とは言いがたい言動をしていたそうですが、銀行は把握出来なかったんでしょうか?

それ以前にですよ、この会社のビジネスモデルに疑問は感じなかったんでしょうか?

振袖レンタルという稼業には、稼ぎ時が年に一日しかなく、しかもその前に高額な着物を買っておかねばならないという、資金繰り上の大きな課題があります。芸能事務所と提携して、普段はタレントさんに振袖を貸すとか出来れば上等ですが、「ハレノヒ」のやり方と言えば、

1日に400軒以上という、体力勝負のテレマ。

このビジネスモデルに、銀行さんは疑問は感じなかったんでしょうか?

今どのように反省しておいでなのか、そこが私は気になって仕方ありません。

追伸、「適サシ肉の日」

日本記念日協会さん公認の記念日に成りました。

昨年私が「適サシ肉宣言」をした1月15日です。お見知りおきを。

「記念日制定の由来」は以下の通りです。

「2017年1 月15日に、東京浅草の老舗すき焼き店「ちんや」の六代目当主・住吉史彦が、自店で過剰な霜降肉(A5等級)を使うことを止め、「適サシ肉」すわなち適度な霜降の入った肉だけを使うと宣言した。本件は各種メデイアやインターネットで大きな反響を呼び、「A5信仰が終焉した日」として日本の食肉業界・飲食業界に記憶された。なお「適サシ肉」という言葉は住吉による造語で、株式会社ちんやは後にこの言葉を商標として登録した。」

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.894連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)