2018年1月28日
襲撃事件
1987年の朝日新聞阪神支局襲撃事件で負傷した犬飼兵衛記者が亡くなったそうです。
犬飼記者の後半生は、傷の後遺症に悩みながらも、「一線」を愛し、地方の支局に勤め続けた記者人生だったそうです。お悔やみ申し上げます。
さて私が、この事件を記憶している理由は、もちろん報道機関に対する公然たるテロ攻撃だったからですが、もう一つの理由はすき焼きです。
この日は5月3日で、犬飼記者らは、取材を終えた後、支局で後輩らとすき焼きの鍋を囲んでいました。その最中に襲われたのです。
5月3日で祝日気分があったのかもしれません。
それにしても、職場ですき焼き、とはね。
すき焼きで人が和んでいる光景を見てもテロリストは襲撃を止めなかったわけで、この事件の凄惨さが際立ちます。
犯人逮捕を、私も心から希望します。
追伸、「適サシ肉の日」
が日本記念日協会さん公認の記念日に成りました。
昨年私が「適サシ肉宣言」をした1月15日です。お見知りおきを。
「記念日制定の由来」は以下の通りです。
「2017年1 月15日に、東京浅草の老舗すき焼き店「ちんや」の六代目当主・住吉史彦が、自店で過剰な霜降肉(A5等級)を使うことを止め、「適サシ肉」すわなち適度な霜降の入った肉だけを使うと宣言した。本件は各種メデイアやインターネットで大きな反響を呼び、「A5信仰が終焉した日」として日本の食肉業界・飲食業界に記憶された。なお「適サシ肉」という言葉は住吉による造語で、株式会社ちんやは後にこの言葉を商標として登録した。」
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.892連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。
Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM Comments (0)