2018年1月8日
パクチーと春菊とトマトが苦手
春菊が苦手だったんですか、星野監督。
この世代の野球人には、すき焼きの話題が付きものですが、
星野仙一監督もそうだったと亡くなってから知りました。
監督の主治医だった松本クリニック院長の松本浩彦医師がスポーツ紙「デイリー」に語ったところでは、
「皆でスキヤキ囲もうものなら、席から立ち上がり最後まで菜箸を放さないお奉行さま」
「食い道楽のくせにパクチーと春菊とトマトが苦手」
「タンしゃぶ」も大好きで、その具は牛タンの薄切りとレタスだけ。昆布ダシでさっとゆでて、おろしポン酢で食す。薬味はネギと一味。
七味をかけようとすると「バカ野郎ッ」が飛んで来たとか。
監督最後の正月に松本医師は、
「娘の所で孫たちと“タンしゃぶ”をやるから上物のタンを仕入れてくれと。(中略)親分の頼みとあれば最優先。探し回ってその日のうちに2キロばかり自宅までお届け。」したんだとか。
すき焼き、しゃぶしゃぶを愛した野球人が、また一人この世を去りました。
悲しいですね。合掌。
追伸
インターネットの『Rettyグルメニュース』「平成生まれがゆく「東京名店物語」」にお採り上げいただきました。
文は平成生まれの山口祐加さん。若い方が老舗店に関心を持って下さるのは、嬉しいですね。是非ご覧ください。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.872連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。