裏通りの職人たち
私の学校の同期生が、銀座の職人の映画を撮ることになりました。
「銀座を支えてきた裏通りの老舗の店主たち。一流の職人でもある彼らは今、銀座を飛び出して世界で腕を振るっています。彼らの知られざる日常に迫ると共に、時代を経ても色あせない銀座の魅力を描くドキュメンタリー映画を製作します。」
「表通りのきらびやかなブランドショップに目を奪われがちですが、銀座の街と文化を支えてきたのは、裏通りに建ち並ぶ老舗、その道を究めた小さな専門店です。一生をその道に捧げて来た職人の一流の技、それだけでも記録に残す価値はありますが、銀座がユニークなのは、この熟達した職人が店主であり、情の通った商売人でもあるということ。」
「伝統を受け継ぎ、最先端を採り入れる彼らの仕事の舞台は今や「銀座」という枠を飛び越え、日本各地、そして世界へと広がっています。(逆も然り。世界から銀座に人が流れ込んでいます)
この映画は、世界が認める卓越した技術を持つ銀座の寿司屋、仕立屋、和菓子屋など、個性あふれる「裏通りの職人たち」にカメラを向け、その一流の技、言葉、生き様を記録します。単に店内での撮影に留まらず、海外での仕事に同行したり、材料の生産者を取材したり、多様な視点からその知られざる実像に迫っていきます。」
監督は、鈴木勉さん。
ですが、さん付けすると変な感じです。彼は仲間からは「べんちゃん」と言われています。同じクラスだったこともあり、しかも「すずき」の次が「すみよし」でした。
これまでショートフィルム中心に製作してきて、40以上の国際映画祭に招待・上映されているそうな。偉い。
今回の企画も実に結構と思います。
詳しくは、どうぞ、こちらをご覧ください。
追伸
拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』
浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。
東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。
四六判240頁
価格:本体1600円+税
978-4-7949-6920-0 C0095
2016年2月25日発売
株式会社晶文社 刊行
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.607日連続更新を達成しました。