浅草すき焼き研究会

「地域団体商標」を登録できる団体の要件を拡充してNPOにも認める件、ちょっと待っていただきたい!と思います。

「ご当地グルメ」をさらに盛り上げることができるということで、報道は歓迎モードですが、私は苦々しく思っています。

商工会や商工会議所なら良いと思いますよ。まがりなりにも評議員の選挙とかありますからね。でもNPOはどうなんでしょう。

特定のNPOが、地域を代表するような感じに成るのは是非やめて欲しいです。

例えば、私が勝手に「浅草すき焼き研究会」というNPOを造って、

「浅草すき焼き」という登録をしたら、OKなんですかね?

私が、浅草のすき焼き屋を代表しているわけでもないのに登録出来てしまったら、マズくないですか?!それじゃあ、「地域団体商標」ではなく、そのNPOの商標ですよね。

既に「浅草鮪」とか「浅草山菜」とかの浅草グルメはめじろ押しで、名乗り放題です。

あの皆さんが、去年始めたばっかりなのに、「浅草」と名乗るのが公的に認められる道が拓けるなんて寒気がします。

地域の名前を名乗れるのは、よほどの公的団体だけでしょう!というのが私の普通の感覚ですが。

皆さん、いかがですか?

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.472日連続更新を達成しました。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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Filed under: すき焼きフル・トーク,ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)