居眠り

いやはや黒海艦隊とか、セバストーポリとか、クリミア戦争とか、ほとんど気分は19世紀ですねえ。

第17回「すきや連」を開催するため、京都の「モリタ屋」さんへ向かう車中で、ずうーとウクライナのニュースが流れていました。

新幹線の、自動ドアの上の部分に文字を流している、あのニュース・コーナーのことです。私は7号車の3C=つまり3人がけ席の一番通路寄りに座っていたので、ニュースを延々と見続けることになり、チト食傷気味になりましたが、

でも、まあ、これから19世紀発祥の料理を食べるわけだから、あながち外れてもいないかなあ、と思いながら私は西へ向かいました。

この日の「すきや連」に参加した皆さんの、喜びのコメントは、このブログの3/8号に載せましたので、是非ご覧いただきたいと思いますが、さて、

今まさに名古屋を出発しようかという頃、私はクリミア以上の衝撃的な場面を目撃しました。

まず3Cの私の席の後ろの方から、ダダーと人がダッシュしてくる音がしました。

しかし自動ドアは、ゆっくりと開くため、その人のスピードに追いつかず、結果なんと、その人は自動ドアに激突!

反動で、その人はいったん右方向に飛び出し、そこで態勢を建て直して、左へ向きなおり、出口ドアに向かったものの、

哀れ、

出口ドアは閉まってしまい、列車はゆっくりと京都へ向けて動き出しました。「降り遅れ」です。

サラリーマン風の方でした。居眠りをしてしまったのでしょうか。

会議なのか商談なのか、いずれにせよ、予定がおありなのでしょう。まずもって一応「お気の毒」と書いておきますが、やはり人の不幸というものは、見ていて可笑しいものです。

ひひひひ。

皆様、居眠りに御用心を。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.471日連続更新を達成しました。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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Filed under: すきや連 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)