ゆづクンの凱旋
さて3月になりました。
3年前、大震災の惨状を知った時、私は、
日本は何度も災害から立ち上がってきた国だ。
今回の被災地から10年後に、きっと素晴らしいスポーツ選手が出て来る、
30年後にはきっと素晴らしい政治家も出て来る、
いや、是非そうなって欲しい、
と思いました。
この2月、その予想は嬉しい方向でハズレました。
未だ3年たっていないのに、金メダルが獲れました。
もちろん、フィギュアスケートの羽生結弦選手のことです。
仙台は、マー君に続く朗報で沸いているようです。
以前はスポーツに御関心は無いように見えた仙台の知人も、「マー君!」「ゆづ君!」と盛りあがっておいでのようです。
まさに「スポーツの力」ですね。
今回のことで感服しますのは、羽生選手が「スケートで復興」と本気で考えておいでだったことです。
普通の人はスケートで復興が出来るとは考えないものです。
御本人も、何度も報道されたエピソードですが、全国各地のリンクを転々としていた頃は「自分だけスケートをやっていていいのか」~そう思っていたそうです。
思いおこしますと、当時は私も、
こんな時にすき焼き屋なんかやっていて、ごめんなさい。
ムダに電気使ってスミマセン!
という気分だったことを思い出します。
でも、やはり私はすき焼き屋をやるより他なく、それどころか、すき焼き屋をやることが結局この国に最も貢献できる道だ、と思うようになりました。
その後のことは、このブログに書いて来た通りです。
だからスポーツ選手だけが称賛されるのは、チト悔しい気分はあるのですが、まあ、そこは仕方ないですかね。
今回は誠におめでとうございました。ますますの御活躍を祈念いたします。
追伸、
2/24にインターネットラジオ局CROSSWAVE☆SENJUの番組「ビジネスチャンネル~この人に聞きたい」に出演させていただきました。
過去の放送は、こちらのURLで聞けますので、よろしかったら、是非。
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