蕎麦のすすり方

すき焼きって食べやすい料理ではありません。

原因は肉の一切れが大きいからです。小さくカットすることも勿論出来るのですが、それでは食べごたえがありません。それで、たいていは一切れが大きいです。

だから、それを手早く口の中に納める為に肉を啜(すす)りたくなります。そう、蕎麦を食べるように。

モタモタ食べていると、肉にガブりと噛みついている状態が続いてしまいますから、格好が良くありません。

イラついて、箸で口の中へ押し込めている人もいますが、あれは流石にノー・グッドですね。むしろ啜った方がマシです。

で、肉を啜っている方をたまに見かけます。

でも蕎麦と違って、

啜ることがマナー

啜れない者は粋じゃない

ということにはなっていませんから、皆さん、遠慮がちに啜っています。

この際、すき焼きを啜ることをOKにしちゃおうか!

と思案しておりました折も折、NHK・Eテレの『土井善晴のホッとするごはん』で、すき焼きをやっていました。

土井先生が関西風にすき焼きを作っていき、それを司会の、後藤繁榮さんという男性アナウンサーの方が食べます。

土井先生のやり方については、このブログの12/21号をお読みいただきたいのですが、とにかく全部の具を鍋に入れ、その上に肉を被せて味を付け、それが煮えたら初めて食べるのです。

さてアナウンサーさん、作っている途中の段階から既にテンションが上がっていて、料理番組なのに実況中継する口調が上ずっています。

ついに土井先生から「どうぞ!」と言われるや、直箸で肉を取り上げ、玉丼に移し、そして、あろうことか、啜りましたあっ。

ず、ずず、ずずずー!!!

すき焼きは、

啜ることがマナー

啜れない者は粋じゃない

と今後は申し上げたいと思います。

食事のテンションが上がりますよ。

それに、なにしろNHK公認ですしね。

遠慮なさらず、さあ、ず、ずず、ずずずー!!!

追伸①

≪精肉売店 正月用肉の御予約承りを始めています≫

例年12/29-12/31は売店の店先が大変混み合い、行列に成ります。なるべく商品の予約をした上でお出かけ下さい。

<予約なさった方の特典>

・当たり前ですが、並ばずに受け取れます。

・「ちんや」お座敷で正月に使っている祝箸を、予約した方に全員にお付けします。

・さらに抽選で10名様に、金粉を差し上げます!

⇒これを肉に振りかけて、お目出度い雰囲気にて食べていただくわけです。容器も実におめでたい「迎春用ボトル」に入っています。食卓が盛り上がりますよ。

<申込み用紙の入手方法>

・精肉売店店頭で配布しています。

・下記の(↓)FAX番号に書面にて、ご自分のお名前・FAX番号・電話番号を明記した上、申込み用紙をFAXするよう、お申しつけ下さい。使う紙はどんなものでも結構です。

FAX:03-3845-0022

<〆切りは>12月28日

・12/29~12/31日は新規の予約はうかがわず、フリー販売のみ致します。(=「売り切れ御免」です。)

*是非ご予約下さい!

 追伸②

ビジネスマンの方を対象に、忘年会に関する意識調査を実施させていただました。
目的は、もちろん、日本の会社の忘年会を、もっとワクワクするもの、もっと意義あるものにしたいからです。
忘年会は毎年惰性でやっている…では悲しいですよね。
ビジネスマンの皆さんは、どんな忘年会なら出席したいのか、逆に、どういう忘年会はパスしたいのか、
その答えがここにあります。
会社の忘年会から、この国を元気にしていきたいと思います。

この調査結果は、そのための参考にしていただきたいと思います。
さてさて、大ショックの調査結果はこちら↓から。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.392日連続更新を達成しました。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)