忘年会②
このブログの11/26号に、日本の忘年会を面白くして、そこから日本を面白くしたい、ということを書きました。
いつもは書くばかりで行動が伴わない私ですが、この課題を受けてIMCさんが、忘年会に関する意識調査をして下さいました。
IMCさんにはWebマーケテイングで御世話になっているのですが、打ち合わせの時に私が本来の議題を放置して、「忘年会を面白くしたい」とか言い張るので、アンケートを実行してくれたわけです。
で、アンケートの結果分かったことは、ガクゼンの事実でした。
良い忘年会をしたければ、そもそも良い会社にしないといけない。
ということです。当たり前と言えば当たり前ですけどね。
「こんな忘年会は嫌だというのはありますか?または、最悪の会社の忘年会の思い出」という設問に対して・・・
・総括、ダメ出し、説教、そして来年の事を話し始める社長がいる・・・(48才 男性 不動産)
・仕事の延長で業績発表会とか最悪(39才 男性 電子)
・シラケる一言を言われる(よく忘年会で楽しそうに飲めるな~)(39才 男性 設計)
・上司に気を使ってお酌ばかりさせられる(しなければならない雰囲気)(24才 女性 不動産)(25才 女性 IT)(23才 女性 ハウスメーカー)
⇒仕事の話しは仕事の時間にしましょうね。酔って説教とかしても逆効果でしかないのに、やってしまう人っているんですねえ。だいたいですよ、忘年会とは、その一年への感謝と翌年への祈りがテーマであるべきと思います。だから部下に対する言葉は「ご苦労さん」とか「有り難う」ですよね。成長が遅い子がいて激励したいかもしれませんが、それはシラフで言わないと逆効果です。
・一気飲みコールが掛かる忘年会は最悪(24才 女性 不動産)
⇒一気飲みで「会社の一体感」が醸せるというのは妄想だと思うのですが、やりたがる会社があるのですねえ。会社の一体感は、会社の経営理念に対する共感からしか醸し出せないと思います。日頃社長がそれを言い続けるしかなく、酒で騒いでどうにかしよう!と考えても所詮無理があると思います。
・・・という結果でして、いやはや日本の忘年会を面白くして、そこから日本を面白くする計画は、初手からリスケですね。順番が逆、という単純なことを見落としていました。
それでも、このアンケートによりますと会社の忘年会に参加しない!という人はごくごく少数派です。文句を言いつつも、結局参加はするのですねえ。
どんよりした忘年会が今年も行われるのですね。
どうか、ウチの店には良い会社さんが来てくれますように。
追伸①
単行本『東京百年老舗』に載せていただきました。
21人のフォトグラファーたちが、歴史と伝統を現在に伝える「老舗」の魅力を余すことなく写しだした写真集です。
時代が変わっても、変わることのない老舗の魅力が、ここにあります。
くわしくはこちら↓です。
追伸②
「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。
この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。
その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。
現在の笑顔数は373人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。
皆様も、是非御参加下さい!
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.377日連続更新を達成しました。
毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。