ソーシャルツーリズム
昼も夜中も冷房に当たり続けているせいで、咽喉が痛くなりました。
カラオケのせいじゃないのか って?!
ち、違いますよ!
これは毎夏の恒例行事なんです。去年・一昨年は、カラオケは控えめでしたが、やはり咽喉が痛くなりました。そう、猛暑のせいなんです。
本当に暑くて弱ります。
東京の真ん中に住んでいて特に困りますのは、夜中暑いことです。最低気温が30℃以下に下がらない、と言いますから、実に困ります。
さて、その原因ですけど、地球温暖化のせいもありましょうが、東京に人が集中しているのが、なにしろ良くありません。
休みの取れる人は、東京から出て行って欲しいです。そうすれば東京で冷房をまわす人が減りますから、少しは涼しくなるでしょう。
震災の後、政治家もコメンテイタ―も、日本人の暮らし方を根本から考え直して、使うエネルギーを減らすべきだ!って言っていたと思いますが、もう忘れたんでしょうか。
冗談ぬきに、多くの人が秘書に行けるイヤ避暑に行けるようにしないと、熱中症の患者がどんどん増えるんじゃないでしょうか。
観光庁さんは「休日分散化」「ポジティブ・オフ」で、休みに行こう!と言っていますが、効果はサッパリです。
もっと国を挙げて、国策として「夏は東京から脱出する!」ようにもって行かないとダメだと思います。
今ふたたび「ソーシャルツーリズム」という考え方を見直して、特に年配の方が涼しい所へ行けるように出来ないもんでしょうか。
ソーシャルツーリズム (Social Tourism) とは、
「旅行の機会に恵まれない人々に対して、観光旅行に参加しやすくするための条件整備を行うこと」
「具体的には、身体的事情あるいは経済的理由等により観光旅行に参加できない人を、国や地方自治体が支援の仕組みを整えることによって、参加できる状態にすること。例えば、休暇手当支給、各種割引措置、各種情報提供、廉価な宿泊施設の整備など」です。
日本では、郵政官僚が「かんぽの宿」をすっかり食い物にした結果、ソーシャルツーリズムのイメージがかなり悪くなってしまいましたが、ふるく1950年代には熱心に推進されていたようです。
ああいった宿泊設備は、ヒートアイランドをどうにかするという意味でも重要だ、と考えて⇒見直すべきなんじゃないか、そう思います。
一方、現役の人が休めるようにするには、やはり国民の休日を暑い時期に固めるしかありますまい。
「海の日」とか「敬老の日」とか、そもそもの根拠から離れてしまった休日はもうヤメにして、8月に休みを作りましょう。
8/6とか8/9とか8/15とか忘れてはならない日が在るわけで、歴史を風化させないためにも、そういう日を休日にするべきだと、私は思っています。
追伸①
単行本『東京百年老舗』に載せていただきました。
21人のフォトグラファーたちが、歴史と伝統を現在に伝える「老舗」の魅力を余すことなく写しだした写真集です。
時代が変わっても、変わることのない老舗の魅力が、ここにあります。
くわしくはこちら↓です。
追伸②
「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。
この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。
その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。
現在の笑顔数は361人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。
皆様も、是非御参加下さい!
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.260日連続更新を達成しました。
毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。