急遽中止
今年の花火大会は荒れてしまいました。
と申しますか、花火打ち上げ開始後に急遽中止、というのは隅田川では初の事態です。
前日から「大気が不安定」という予報が出ていましたので、大会の公式サイトで確認しようとしましたが、アクセス殺到で接続できず、情報が獲れません。
そこで墨田区観光協会の確たる筋に直に確認しましたら、決行で間違いなし、とのこと。その後も私は17時頃まで、ずっとネットで雨雲レーダーを観ていましたが問題なく、安心して屋上に上がりました。
しかし、しばらくして急に気温が下がり突風がふいて、雷も落ちましたので、慌てて撤収しました。
私は視ていませんでしたが、テレビ東京の生中継も大混乱だったようです。
7時に打ち上げ開始して、25分過ぎた頃には、高橋真麻アナウンサーの傘が飛ばされ、びしょ濡れになり、
「雨が凄すぎて、逆にテンションが上がりますね」とさながら「台風リポートのよう」に。
38分ごろには「突風や竜巻のおそれ」とのテロップが。
ついに40分、総合司会の俳優の高橋英樹さんが、
「残念なお知らせです。花火は中止になりました。さすがにこの雨、風、雷で花火を打ち上げるのは危険ということで」
ゲストの女優・樹木希林さんは、
「わたしね、この歳になると何でも忘れちゃうんですけど、たぶんこの日は忘れないと思います」と苦笑いだったとか。
その後、真麻アナは「びしょ濡れ中継」が「真麻よくがんばった」と評価されて、人気が急騰している、と言いますから、まさに「災いを転じて・・・」ですが、洒落にならないのは主催当局です。
花火を開催する・しないは朝8時に決定する慣例なのですが、今後もこうしたゲリラ豪雨が降るようだと、主催当局は難しい判断をさせられるようになるでしょう。
困ったことです。
追伸①
単行本『東京百年老舗』に載せていただきました。
21人のフォトグラファーたちが、歴史と伝統を現在に伝える「老舗」の魅力を余すことなく写しだした写真集です。
時代が変わっても、変わることのない老舗の魅力が、ここにあります。
くわしくはこちら↓です。
追伸②
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この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。
その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。
現在の笑顔数は361人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。
皆様も、是非御参加下さい!
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.248日連続更新を達成しました。
毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。