感動企業

 YKK販売代理店の後継者の皆さんの集まりである、「翔栄会」の研修会に参加させていただきました。

 私たち「台彪会」は、日頃「台東区若手経営者サポートセミナー」で二条彪先生に御指導いただいていますが、「翔栄会」の皆さんも二条先生に習っています。

 先生から、

「皆さんとても熱心で真面目な方々です。(中略)今回台彪会の皆さんがおいでいただけることになるかもしれないが、合同で勉強をする気はないか?と聞いたところ、ぜひ台彪会のみなさんとご一緒に勉強したい!!という熱心な返事がありました。」

とのお勧めがあり、また私たちは4/20に「ニッポン全国彪友会―台東万博!」を主催予定ですので、その宣伝も兼ねて、仲間8人と共に参加してきました。

 さて、今回の研修内容は「ヤマシナ商事」山品社長の、経営体験談です。

 山品さんは、二条先生がコンサルタントを始められた最初の頃からの、古参の弟子で、

一日に2度も3度もブログを更新することでも知られています。

 まず、ヤマシナ商事の経営理念を拝見しますと・・・

 みんなの笑顔で幸せ築きます。それが私たちヤマシナ商事です。

『お客様に安心と信頼を提供することで、お客様をはじめ社員やヤマシナに関わるすべての人たちに喜び、感動を与えたい。』

『安心・信頼・チャレンジ精神で日本No.1企業を目指す。』

『そして、みんなを笑顔に変えたい。』

 私たちヤマシナ商事は、単にモノやリフォームを売るのではなく、お客様の幸せな空間づくりのお手伝いをさせていただきます。

 その幸せな空間づくりを通じて、ヤマシナに関わるすべての人たちが笑顔で幸せになっていただきたい!

 そんな想いからこの経営理念が生まれました。

・・・とあります。

 この文章だけ読むと、さほど珍しく感じないかもしれません。

 単に〇〇を売るのではなく、お客様の幸せな△づくりのお手伝いをさせていただきます。

というフレーズは、結構見かけます。

 「ちんや」も、

 単に、すき焼きを売るのではなく、お客様の思い出づくりのお手伝いをさせていただきます、と標榜しています。

 でもヤマシナさんは、幸せな空間づくりのための、手間ヒマのかけ方が、半端ではなく、

ああ、ここまでやればお客様は感動して下さるかもしれないなあ、担当した社員さんも、働きながら感動しちゃうかもなあ、と感心させられました。

 例えば、ヤマシナ商事さんの仕事は、家のリフォームですが、その工事前と工事中、工事後の様子を動画に撮って、DVDに仕上げて、竣工後にお客様と職人さんが一緒に見るのだそうです。

 まず前段では、そのご家庭(=お客様)がリフォームを決意した事情が語られます。

 例えば、おじいちゃんが要介護になったから、あるいは3世代同居しないといけなくなったから・・・

 それから、壊してしまう家への断ち切れない愛着も語られます。そもそもDVDを作り始めたキッカケは、壊す家の記録が欲しい、という要望があったからだとか。

 そして、工事に入ります。今度は職人さん達が出演して、工事にかける意気込みや注意点を語ります。

 そしてそして、工事後。新しい家で微笑む、ご家族の画像。

 ここに泣ける音楽をかぶせます。

 ううう・・・

 これを見て我々も感動しましたが、当事者のお客様と職人さんは、たいてい感動のあまり号泣してしまうそうです。

 うーん、良くできています。しかもこれが自社制作と言うから二度感心します。

 それだけでなく、ヤマシナさんはリフォームOB家族に毎月DMを送ったり、OB仲間でのバス旅行、夏祭りなども実施しているそうです。

 リフォームというのは、一回ご注文があったら、次の注文があるまで、かなりの期間がありますね。その間もDMを送り続けるのだそうです。

 へええ。

 「費用対効果」とかいうケチなことは考えないのですね。

 実際、リフォームのリピート率は83%で、デイズ二―ランドの97%に迫っているとか。

 そして講演の最後に山品さんは、

 皆さん、経営は、give and take ではなく、

  give and give だと思いますよ!

 おお、流石、感動企業。

 この学びの機会を作って下さった、ヤマシナさん、「翔栄会」の皆さんに感謝です。

追伸

  毎日新聞社発行の毎日ムック『100年の味 店100選』に載せていただきました。有難いですね。2012年1月12日発行。是非お求め下さい。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて699日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 「すき焼き思い出ストーリー」のサイトは、こちらです。

 Twitterもやってます。こちらでつぶやいています

 

 

 

 

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)