家畜商免許

 先日、このブログのアクセス解析をしていたら、その日見に来られた方の数が通常の​146%でした。

 「!」ですよね。しかし、原因が全くわかりません。

 ツイッターで「すき焼き」と​言った人も、その日は普段より多い感じでしたが、その理由もわかりません。そこで、

 なんでだろう? 分かる方、​ご連絡下さい!

とフェイスブックに投稿したら、中学の同期生と、蔵元「あさ開」のネットショップ店長Sさんから同じ内容の返信がありました。

 その原因とは・・・

「ダチョウ倶楽部の寺門ジモン(49)が牛などを取引するための「家畜商」の免許を取得し、昨年11月に牛肉では日本最高峰のブランド・松阪牛のセリに参加して牛1頭を競り落としていたことが13日、分かった。」

「お笑いで活動する一方“食”への造詣が深く、グルメリポーターとしても活躍。特に牛肉へのこだわりが強く、「最高級を知れば、すべてがわかる」と、10年前から松阪牛のセリ市に顔を出して勉強を続けていた。」

 ああ、そう言えば、テレビでやってましたねえ。このニュース。「ニュース」というほどの報道価値があるかは「・・・」ですが。

 この日このニュース以外に、牛やすき焼きに関心が集まる要素は無かったものと思われます。

 ですので、弊ブログにアクセスが急増した理由が、これだと言えなくもないと思います。

 自問氏イヤ寺門氏は、

「牛肉好きが高じて、とはいえ、寺門が本物の牛1頭、しかも最高峰の松阪牛を手に入れた。昨年11月27日に三重県松阪市で開催された松阪牛のNo.1を決める最高峰のセリ市「第62回 松阪牛共進会」に参加。」

「出品された50頭の中から「ちはる6の3」という704キロのメス牛を195万円で見事に落札。11年越しの夢の実現だった。」

 それにしても松阪の市場は、よくまあ、免許を出したものですねえ。

 免許というからには、今後牛の取引をするんでしょうか、ジモンさん。「・・・」ですよね。

 そして、もう一つ、「・・・」なことが。

 それは落札価格。

 松阪の、年に一度の共進会に入った牛が、195万円とは。

 今回「優秀一席」の牛だけは高かったものの、後はショボい相場で、平均価格はBSE問題のあった年さえ下回ってしまいました。

 ジモン氏の牛は、その平均価格をさらに少し下回った位の値段ですね。安い買い物で御満悦でしょうね。

 いやあ、デフレが身に沁みますねえ。

追伸

  毎日新聞社発行の毎日ムック『100年の味 店100選』に載せていただきました。有難いですね。2012年1月12日発行。是非お求め下さい。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて688日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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