善行の遺伝子

 震災以来、このブログやツイッターで「キャンセルで大変だ」ボヤキ続けていたら、憐れに思った知人たちが食べに来てくれています。有り難いことです。昨日も雑誌の取材で知り合った食文化ライターさんが来てくれました。

 またネット世論も「自粛ムードで経済を縮めるな!」という主張が大半で、勇気づけられます。

 今回のキャンセルは、それは壊滅的なものですので、そこから回復することは、到底不可能ですが、暖かい気持ちにはなれました。心の糧にしたいと思っています。

 それと今回、キャンセルを連絡してくる方に、腹を立てずに、親切に接することが出来たのは、我ながら上出来と思います。平静な時ですと、身勝手な都合や、見え見えのウソの理由でキャンセルしてくる人に腹が立つのですが、不思議と、こういう時はそう思いません。

 震災を受けた日本人の態度・ふるまいが世界中から称賛されていますが、それも、こういう時だからでしょう。天災が人の善行の遺伝子を刺激しているとは皮肉なことですが、これもまた現実ですよね。

 逆に、こういう時なのに自分の都合で行動している人は、よほどの人物あるいはよほどの組織ですよね。

 私がどうしても不快なのは、一部のTV局。

 被災者直撃インタビューはいい加減にしてもらいたいと思います。惨状を当人の口から訴えさせれば物資や資金が集まるだろう、という考えなら、それは単純過ぎますよね。

 感情的な映像を垂れ流すのをやめて、必要な情報を知らせること、あるいは救命や復興に取り組んでいる人の姿を見せることに取り組んでほしいと、心から念願します。

 このブログは、すき焼きブログであって、世の中のことを評論する所ではないのですが、どうも今日も地震のことを書いてしまいました。非常時ということで、ご理解賜りたいです。

 それにしても、こんな時なのに「ちんやメンバーズ・カード」に入会なさった方が、昨日は2名様。

 カードの有効期限は5年間です。

 うーむ、その間に店が潰れないようにしないとな!

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて386日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 「ちんや」創業130年記念サイトは、こちらです。「すき焼き思い出ストーリー」の投稿を募集しています。

 Twitterもやってます。こちらでつぶやいています。

  

  

自然体

   ちんや「すき焼き思い出ストーリー」投稿サイト http://www.sukiomo.com/category/memory/

に、ご投稿がありました。お爺ちゃんと一緒にすき焼きを食べた時のことを描いた、お孫さんからのご投稿で、心あたたまる思い出話しでした。

  早速ホームページに掲載させていただこうとして、

待てよ、と思いました。

  今は日本中が喪中です。震災の被災者の中には、お爺ちゃんを亡くしたお孫さんや、お孫さんを亡くしたお爺ちゃんもおいででしょう。その状況で、ご家族が揃っている話しをUPして良いものでしょうか。

  まず思いついたのは、

・UPするのを、震災の四十九日まで延期しようか。

 ということでした。続いて、考え付いたのは、

・日付を遡って、3/10付でUPしようか。

 という案でした。二番目の案は実に妙案です。でも、良く考えたら、投稿された方は、10歳代の、思春期のお若い方です。大人が、こうした姑息な手を使うのを許してくれないかもしれません。それはマズいですよね。

 それで、そういう手は使わず、今この文章をUPすることが本当に良くないことか、再度考えてみました・・・

・この文に接することで、被災者の方の悲しみがより深まるものか。

・その悲しみが今後の復興の妨げになるか。

の2点を考えてみました。

  わかりませんでした。私は、病気以外の理由で肉親を亡くしたことがないからです。

  わからないので、結局、自然体でUPしました。もちろん、UPしたことをツイートしたりはせず、ご本人にだけ知らせて、静かにUPしました。

  たぶん、ご異論もあろうかと思います。東京の大学まで卒業式をやめている時節に、これで良かったかわかりません。

  被災者の方の中でも、卒業式中止に賛成の方と反対の方と、たぶん両方おいででしょう。

  今回の投稿の件も判断がつきかねたので、

判断つきかねる⇒自然体で。という方針に従いました。ご支持もご叱責も承ります。

 それにしても、こんな時なのに「ちんやメンバーズ・カード」に入会なさった方がおいででした。その「記念日割引」の対象になる記念日は、誕生日とか結婚記念日とかじゃなくて、

 「ひ・み・つ」だって。

 いやらしいわ!!

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Filed under: すき焼きフル・トーク,ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)

気仙沼の中学生、日本のヒーロー

 停電の影響と、自粛気分で東京の飲食店も甚大なダメージを受けています。3/18は、お彼岸の入りの日なのに、営業はサッパリでした。こんな時こそ御先祖の墓に参ったら良いのにと思いますが、そうはいかないようです。

 しかも復旧の目途が示されないのが、さらに辛いところです。心が折れかかる日が続いています。

 発想を変えて、気持ちを立て直さないといけません。そのやり方ですが、

・被災地に比べれば、こちらは大したことではない。生きてるだけで丸儲け!

・自分だけではない、みんなダメージを受けている。苦しい者どうし励まし合おう!

 一般的には、こんなところでしょう。

  でも、これではもの足りないですよね。物足りないのは、希望が足りないからです。

  そんな中、テレビで被災中学生の姿を見て、こんな想像をしました・・・

  今回の被災した子の中から、将来の日本のヒーローが出てくるかもしれない。いや、出るに違いない・・・

 まず10年後には、スポーツの世界に現れるに違いない。被災の悲しみをエネルギーに変えて、スポーツに打ち込み、這い上がってくれる子がきっと現れるに違いありません。

 聞けば、テニスのシャラポワ選手はチェルノブイリの被災難民で、今回の日本の震災のことを聞きつけるやいなや、寄付を申し出てくれたとか。日本の被災地からも、きっと、そういう選手が出てくるに違いありません。

 勉強に打ち込んでくれる子もいるでしょう。そういう子は20年後に、選挙に立候補するかもしれません。

 日本人として、その時は、そういう選手を応援し、選挙権があれば1票を投じたいですよね。

 たしかに、今週・来週に希望はあまりありません。でも、先のことでも希望があれば進んでいけます。

 弊店では4月に気仙沼の中学校の生徒さんの、見学を受け入れる予定にしていますが、予定通り実行できるか案じています。

  頑張れ、被災した子供たち!

 頑張れ、ニッポン!

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消防団

 今回の地震と原発事故には、本当に弱りました。予約のキャンセルが殺到しているからです。

 行き過ぎた自粛ムードは、日本経済を縮め、被災地を支援するための経済力を弱めます。再建できるものも再建できなくなりますから、私は、自粛は良くないと思っています。

 でも予約のお客様には、こちらから電話してご予定通りかどうか伺っています。キャンセルの電話を店にかけるのは、お客様にとってはストレスですからね。

 開催難しいようなら、キャンセルなさって下さい、と言うようにしています。

 こちらからかける理由はもう一つ。先方からキャンセル電話がかかって来るより、こちらからかけた方が、精神衛生上快適なのです。

 そういう中、一番気の毒なのは、消防団の方です。

 消防団の皆さんは、日頃厳しい任務につかれているので、たまには慰安が必要です。慰安のため浅草へ観光に見えることが多いようです。で、浅草に見えたら、何か食べないといけませんが、体力仕事の皆さんですから、弊店ですき焼きを召し上がっていただくことが多いです。

 そういった消防団の皆さんの予約は、当然、今回の地震でキャンセルになりました。

 有事の大事なご公務での、お取り消しですので、私は、なんら遺憾な感情は持っておらず、喜んで取り消しさせていただきました。

 それどころか弊店では、消防団の方々は、有事に国民を守って下さる方々として、かねてから優待させていただいております。その気持ちが伝わるよう、書面に書いてFAXしました。

 復旧のおりは、是非ご来店いただきたいですね。ご来店いただければ、勿論、歓迎申し上げます。

 それにしても、こういう状況でもヘンなメールが来ますね。「ご協力賜りたくお願い申し上げます」という件名なので、何かと思って開けたら、「短期の、後腐れ無しのお付き合い」だって・・・

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涙腺ツイッター

  震災以来、店の営業がヒマなので、ツイッターばかり見ています。

  どうも今回、テレビ=悲惨さを強調、なのに対し、ツイッター=勇気をもらえる、と好対照なので、そうなった次第です。

  テレビに映る「これでもか」という津波の映像や、被災した人が泣く映像はツラいですよね。一方ツイッターには、この事態をどうにかしたい、と願う方々のさまざまな知恵が書き込まれました。

  「阪神淡路」の経験者の方、医療関係の方、原子力関係の方も、もともとは立場を隠してツイートしていた方も、今回は明かして書き込んでおられました。そして、そういう方々が、必死に拡散を希望されると、瞬く間にそのツイートは拡散していきました。

  震災初日の夜、まだ電力不足が国民全体に注目されていなかった時も、ツイッター内の、節電のよびかけは早かったですね。

  それに応じて、私は浅草雷門通り商店街のアーケードを夜間消灯するよう話しをまとめ、そのことを報告ツイートしたのですが、その時も、瞬く間にその話しは拡散していき、まったく存じ上げぬ方からお褒めをいただきました。たかが節電で恐縮なことでした。

  勿論、前向きでない、批判のツイートや未確認情報も混じってはいましたが、割合的には少数だったように思います。

  私のタイムラインにヘンなツイートが少なかったのは、私がフォローしている方々が皆さん見識がおありで、ヘンなのを除外して下さっていたからかもしれません。

  ともあれ、善意のツイートを見ていたら、泣ける話しが多くて、涙腺が緩んで仕方ありませんでした。

  こういう時にわかる、日本人も捨てた物でない

  地震多発という厳しい自然環境が、この国民を偉大な国民にしてきたのではないか、とすら思えます。

  再建しましょう、ニッポン!

  一人一人が出来ることから。

追伸

 心配だった、仙台市「かとう精肉店」ご夫妻の無事が確認されました。3/8の京都での「すきや連」の後、「旧婚旅行」で関西に5泊⇒難を免れたそうです。

 善行はするものです。店舗も大きな破損なしとか。良かったです。

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カートゥーンネットワーク

 CS放送「歌舞伎チャンネル」が3月いっぱいで放送を終了します。局の経営が上手くいかなかったようです。残念ですね。

 そこで! 「カートゥーンネットワーク」と契約しました。

 「天才バカボン」を放送しているからです。

 念のため解説しておきますが、「バカボン」は赤塚不二夫原作の、ナンセンス・ギャグ漫画の金字塔です。1960年代〜70年代に連載され、すぐにTVアニメ化されました。

 「これでいいのだ!」という名セリフで全てを解決してしまうパパを中心に、

 素直だけど天然ボケの息子・バカボン、

 美人で良妻賢母のママ、

 天才のハジメちゃん、

以上4人のバカボン一家と、近所の人々が非常識な日常を繰り広げます。

 強烈だけどなぜか憎めないキャラクター達が繰り出すギャグの世界は、今日見ても新鮮です。何度見ても褪せないスゴさがあります。

 実は、私は「バカボン」の原作漫画30巻を全て読破した、バカボン通なのです。1971年に放送開始された、TVアニメ版も全部見ました。

 あれから、40年。久方ぶりのマイ・ブームです。

 見ていると、TVの中の昭和な風景が懐かしく、「自分はつくづく、この漫画で育った世代なのだな」と感じます。

 5/15に「ちんや すき焼き通」検定を実施しますが、その内に「バカボン通検定」も実施しようかな、と考えているところです。

(例題)初期のTVアニメ版で、パパを演じた声優の名前は?⇒雨森雅司

   ところが、震災以降「バカボン」は放送されなくってしまいました。

  行き過ぎた自粛ムードは、日本経済を縮め、被災地を支援するための経済力を弱めますから、私は良くないと思っています。

  でも、さすがに「これでいいのだ!」というわけには、いかないですかね。

  被災地の皆様に、こころよりお見舞い申し上げます。

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大盛況!第8回「すきや連」②、仕方ないので。

 被災地とは比べ物になりませんが、弊店も営業上の損害を受けています。でも本日からブログを平常に戻します、仕方ないですので。

 今Mottai-nai精神に続けて、Sikata-nai精神を提唱しようかと思っています。海外での評価が高いとか。

 では、Sikata-naiですので、目出度い話しも再開です。

3/8に、第8回「すきや連」を京都三条寺町の老舗「三嶋亭」さんで開催しました。初めて関東以外に進出です。全国から55人の、すき焼き屋とすき焼き愛好家の方々が見えて大盛況でした。

  以下は、その時の皆さんの、寄せ書きです。今日は、その2日目です。

・お部屋入って感動!すき焼きを食べる前からわくわくしています。

(岡半・柴田進吉)

・毎回究極のすき焼きに拍手!!(川井秀晃)

・天ぷらも大好きですが、すき焼きも大好きw(新宿つな八・志村久弥)

・大好きなすき焼き追いかけて京都までお邪魔しちゃいました。楽しいです。(雷門おすぎ・清水祐子)

・八角机八角鍋三嶋亭さんの縁起のすき焼きで口福になります。(登起波牛肉店・尾崎仁)

・三嶋亭さんは初めてでワクワクしてます。(中川畜産・中川晶成)

・三嶋亭さんは何十年ぶりです。楽しみです。(千成亭・上田健一郎)

・初春、京都牛、幸せ。(アマイ・天井輝)

・京スキヤキバンザイ!(伊豆川事務所・伊豆川嘉規)

・古都京都でのスキヤキ楽しみ(隠岐潮風ファーム・田仲寿夫)

・初めての三嶋亭すきやきに心ゆらぐ(荒井屋牛鍋店・河本清貴)

・八角鍋に関西風のすき焼き楽しみにしてました。(今朝・藤森朗)

・京都のすき焼き関東人としては楽しみにしています。(ヘルシーフード・黒田誠)

・三嶋亭鍋にたわむれ元気もりもり心身ともに感謝感謝(九鬼産業・九鬼紋七)

 (以上)

 今回、「三嶋亭」の三嶌社長には、本当に、何から何までのお世話になりました。有り難うございました!!!

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて380日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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涙腺

 飲食業は平和産業ですので、こういう状況だとキャンセルが殺到します。

 昨日、店は休んだものの、私だけは電話番で出勤しました。電話はほどんど鳴らず、たまにかかる電話はほとんどキャンセルです。大勢のキャンセルでも黙って伺うだけです。

 ところが、夕刻、30分前にキャンセルされた同じ時間帯に、同じ人数の新たな予約が!

 お孫さんの合格祝を親戚をあげてなさるとか。

 泣きました、電話を切り終える前に。新たな力の芽生えです。お目出度いです。

 このブログも平常に戻す頃合ですね。

 被災してない者が、くよくよしても仕方ありません。どうもツイッターを見ていたら、泣ける話しが多くて、涙腺が緩んでいたようです。今回、テレビ=悲惨さ強調、ツイッター=勇気をもらえる、と好対照ですね。

 どうも私は、悲惨な状況を見ると呆然とするばかりで泣かず、一方こんな状況でも勇気づけあったり、助け合ったりする人の姿を見ると泣くようです。

 店は本日より通常営業。ブログは明日より通常に戻します。ご愛読を。

追伸

 3/13に実施予定だった、第二回「ちんや すき焼き通検定」試験は、地震の影響を考慮して、5/15に延期いたしました。

  本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)

臨時休業させていただきます。

 今の状況は、SF映画のシーンを見ているようで、呆然として、自分の人生に起こっていることなのか、判然としません。被災された方は、なおさら、その思いが強いでしょうね。

  心より、お見舞い申し上げます。

 それ以外の言葉が見出せない日、それが今日、2011.3.13です。

  3/13は、地震による停電の心配があり、また原発の状況も予断を許さないため、誠に残念極まりない事態ですが、臨時休業させていただきます。

 実際、弊店では、被災は軽微なのですが、ほとんどの予約がキャンセルになり、建物は無事でも、事実上営業になりません。

 仕方がないので、自分で、すき焼きを食って英気を養っております。
 被災地域の知人からメールが来て無事が確認できたので、肉を贈ることにしました。元気をつけてもらいたいです。

 再建しましょう、ニッポン!

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。  

 

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おくやみと無事報告、そして良い話しも

  まずもって今回の地震の、被害ご遺族の皆様に、心よりおくやみ申し上げます。

  ここでお願いですが、仙台市青葉区上杉1-14-20の、「かとう精肉店」さんの状況をご存じの方はお知らせ願います。

  なお弊店は、営業に支障はありませんが、壁に亀裂が入る等の、軽微な被害を受けました。また何人かの従業員が帰宅難民となり、店に泊まりました。

 良い話しもあります。

 地震の夜、列車が止まって浅草で困り果てていた外国人旅行者を、居合わせた日本人が、自分が予約した宿に泊めてあげることにしました。御二人は意気投合して弊店で食事をし、それから宿へ向かわれました。

 有り難い話しですので、ご紹介しました。

 この国も捨てた物ではありません、再建しましょう、ニッポン!

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。  

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