涙腺ツイッター

  震災以来、店の営業がヒマなので、ツイッターばかり見ています。

  どうも今回、テレビ=悲惨さを強調、なのに対し、ツイッター=勇気をもらえる、と好対照なので、そうなった次第です。

  テレビに映る「これでもか」という津波の映像や、被災した人が泣く映像はツラいですよね。一方ツイッターには、この事態をどうにかしたい、と願う方々のさまざまな知恵が書き込まれました。

  「阪神淡路」の経験者の方、医療関係の方、原子力関係の方も、もともとは立場を隠してツイートしていた方も、今回は明かして書き込んでおられました。そして、そういう方々が、必死に拡散を希望されると、瞬く間にそのツイートは拡散していきました。

  震災初日の夜、まだ電力不足が国民全体に注目されていなかった時も、ツイッター内の、節電のよびかけは早かったですね。

  それに応じて、私は浅草雷門通り商店街のアーケードを夜間消灯するよう話しをまとめ、そのことを報告ツイートしたのですが、その時も、瞬く間にその話しは拡散していき、まったく存じ上げぬ方からお褒めをいただきました。たかが節電で恐縮なことでした。

  勿論、前向きでない、批判のツイートや未確認情報も混じってはいましたが、割合的には少数だったように思います。

  私のタイムラインにヘンなツイートが少なかったのは、私がフォローしている方々が皆さん見識がおありで、ヘンなのを除外して下さっていたからかもしれません。

  ともあれ、善意のツイートを見ていたら、泣ける話しが多くて、涙腺が緩んで仕方ありませんでした。

  こういう時にわかる、日本人も捨てた物でない

  地震多発という厳しい自然環境が、この国民を偉大な国民にしてきたのではないか、とすら思えます。

  再建しましょう、ニッポン!

  一人一人が出来ることから。

追伸

 心配だった、仙台市「かとう精肉店」ご夫妻の無事が確認されました。3/8の京都での「すきや連」の後、「旧婚旅行」で関西に5泊⇒難を免れたそうです。

 善行はするものです。店舗も大きな破損なしとか。良かったです。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて382日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 「ちんや」創業130年記念サイトは、こちらです。「すき焼き思い出ストーリー」の投稿を募集しています。

 Twitterもやってます。こちらでつぶやいています。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:01 AM
トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

コメントはまだありません »

No comments yet.

Leave a comment





(一部のHTMLタグを使うことができます。)
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">