修学旅行
5/21は、月に1回の「雷門横丁一斉清掃」の日でしたので、朝から出動しました。先月とは違って、暑くも寒くもない陽気で、気分良く運動不足解消させてもらいました。
ところで、5月の浅草は、修学旅行シーズンです。私たちが中高生の頃は、修学旅行と言えば、夏場の7月がお約束でしたが、昨今は5月です。教員をしている友人に聞いたところでは、4月にクラス変えをして、そのクラスの中に派閥ができない内に、つまり5月中には、修学旅行に連れていく必要があるんだとか。中高生も厄介になったものです。
それと、もう一つの変化は、生徒全員が一箇所で食事するわけではないことです。生徒がグループにわかれて食事するようです。だから、食べる店は、大きな店でなくても良いわけで、雷門横丁(「ちんや」のすぐ北側)の、もんじゃ焼き「おすぎ」さんなどは、この時期大繁盛です。
「おすぎ」さんと言えば、そうです、このブログの4/17号に書いた、浅草雷門横丁振興会会長の、U子ちゃんの御店です。修学旅行生の間では、なぜだか、もんじゃ焼きが大人気だそうで、出勤途中にチョイト覗くと、朝から大忙しの様子です。
「食育」という意味でも、中高生は大事ですから、もんじゃ焼きに対抗して、すき焼きも頑張らねば、と思い、「ちんや」も「手作り工房マップ」に登録しました。「手作り工房マップ」のことは、3/13号にも書きましたが、台東区役所が作っている、見学・体験をできる区内の工房のリストのことです。
見学は大人数で一度にはできないのですが、このマップで「ちんや」を見つけて来た人は、修学旅行生はもちろん、歓迎したいと思っています。
小さいうちから、すき焼きなんて贅沢は教えられない、という親御さんもおいでのようですが、お子さんが、変な味覚を身につけてしまってからでは遅いと思います。昨今では、いくらでもバケ学的に味を作り出せますから、そういう味を覚えていただいては困ります。
是非、伝統的な調理方法の現場を、一度は見学していただきたいと思っています。
先生が、キレイな女の先生なら、さらに大歓迎なんだけどなあ。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
*「手作り工房」マップについては、こちらです。
*浅草雷門横丁振興会については、このブログの4/17号をご覧下さい。