くらべる世界

『くらべる値段』でお世話になった、おかべたかしさんが、新著『くらべる世界』を出されました。

今回も、なかなか面白いです。

シリーズ累計10万部突破!!だそうですが、売れるのも分かるような気がします。

今回の御本は、

「日本と外国、外国と外国。各国の商品、食べ物、習慣などの違いを写真でくらべ、その謎を大追跡!その答えが写真で一目瞭然。」というもので、具体的には、

朝ごはん、オムレツ、カレーといった食べ物系

あやとり、折り紙、ジャンケン、雪だるまといった遊び系

という感じです。

私が面白いと思ったのは、当然食べ物系ですが、

トルコの餃子とロシアの餃子

タイのソーセージとモロッコのソーセージでした。

文化圏が違うのに、似たような食べ物が在るということ自体が、まずもって、

へええ!ですよね。

しかも食べ方が似ています。トルコでは餃子にヨーグルトを、ロシアでは餃子にサワークルームを、日本では酢をかけて食べますね。世界の料理を知ると、味の理屈があります。勉強になります。

ついでに申しますと、この御本に載っているものは全て東京で入手できるそうです。

しかも協力会社として、台東区内の会社がたくさん出ています。

「世界の太鼓資料館」(西浅草)、箸「みくら」(西浅草、合羽橋)、「日本そろばん資料館」(下谷)。

我が地元も、結構世界に目を向けているのですねえ。

参考になりました。

 

『くらべる世界』(単行本)

出版社: 東京書籍 (2018/2/27)

ISBN-10: 4487811295東京書籍

追伸

インターネットのぐるめ情報サイト「途中めし」にお採り上げいただきました。文は『孤独のグルメ』で有名な久住昌之先生です。ありがとうございました。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.922日連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

Filed under: 色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)