葉玉ねぎ

下仁田葱の季節が終わりましたので、変わりザクを、

葉玉ねぎ

に変えました。どうぞ、お召し上がりくださいませ。

葉玉ねぎは、玉ねぎです。

玉ねぎの玉の部分が膨らむ前に「若どり」したのが「葉たまねぎ」です。普通のたまねぎは8ヶ月で収穫するのに対し、葉たまねぎは約4ヶ月半で収穫になると言います。

葉は緑で、甘く柔らかいので美味しく食べられます。

巨大なニラのようと言ったら、想像がつきますでしょうか。これをすき焼きに入れていいただきます。

昔から農家さんは「葉ごと食べる若どりの玉ねぎ」と言って食べてきたそうですが、九十九里浜の南部に位置する千葉県長生郡が昭和50年代から商品化したそうで、今でも長生が葉玉ねぎ生産のメッカです。

旬は2月。

早春にしか食べられないオツな具材と思います。

お試しあれ。

 

追伸

インターネットのぐるめ情報サイト「途中めし」にお採り上げいただきました。文は『孤独のグルメ』で有名な久住昌之先生です。ありがとうございました。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.921日連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)