この辺りでもう一度肉のことを考えてみる会
本日弊店で
「適サシ肉宣言一周年記念 この辺りでもう一度肉のことを考えてみる会」
を開催いたします。
私が「適サシ肉」という言葉を造語し、ブログで「適サシ肉宣言」を致しましたのは、2017年1月15日。初めの内は地道なご支持をいただいておりましたが、2月8日「文春オンライン」に載せていただいたのをキッカケに、大反響・大拡散となりました。
現在までに、メデイア露出は40数回。また私個人が、各地の商工会議所、ロータリークラブ、飲食関連団体に講演を依頼されるという状況がまだ続いております。
商標権侵害事案まで起きています(笑)
そもそも、この「宣言」は、弊店とお客様の間のミニ・コミュニケーションを目指しただけだったのですが、盛大なマス・コミュニケーションに成ってしまうという、思いもかけない展開となりました。
こうなったら、悪ノリです。宣言一周年を機に、さらなる論争&さらなる騒動を巻き起こてしてやるぞ!!というのが、この会の趣旨です(嘘)
本当は、肉の話しを酒肴に楽しく飲もうという会です。
一部(講演とパネル討論)は一応真面目に。
しかし二部(懇親会)は、もちろん「適サシ肉」で和やかに行きたいと思います。
<第一部=講演とパネル討論>
・この件をブレイクさせた張本人挨拶=「文春オンライン」さん。
・住吉史彦の体験談講演「適サシ肉騒動記」。
<パネル討論>
パネル参加者は豪華です↓
向笠千恵子さん(食文化研究家、「すきや連」旗振り役代表)
松石昌典さん(日本獣医生命科学大学教授、食肉科学研究者)
鶉橋誠一さん(スターゼン㈱相談役)(元社長)
近田康二さん(畜産ジャーナリスト、元「畜産コンサルタント」記者)
(討論内容)
「適サシ肉宣言」を最初に聞いた時の感想
その後各地を回って聞いた感想(業界、一般消費者)
今後の展望
結局、おいしい肉って、どういう肉?
・・・などを住吉史彦が皆さんに聞いて行く。
で、懇親会です。
参加予定の皆様、御期待下さいませ。
追伸、「適サシ肉の日」
が日本記念日協会さん公認の記念日に成りました。
昨年私が「適サシ肉宣言」をした1月15日です。お見知りおきを。
「記念日制定の由来」は以下の通りです。
「2017年1 月15日に、東京浅草の老舗すき焼き店「ちんや」の六代目当主・住吉史彦が、自店で過剰な霜降肉(A5等級)を使うことを止め、「適サシ肉」すわなち適度な霜降の入った肉だけを使うと宣言した。本件は各種メデイアやインターネットで大きな反響を呼び、「A5信仰が終焉した日」として日本の食肉業界・飲食業界に記憶された。なお「適サシ肉」という言葉は住吉による造語で、株式会社ちんやは後にこの言葉を商標として登録した。」
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.896連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。