不便な店
「働き方改革」
「時短」
とは要するに、不便な店に成るということです。
多少不便でも是非行きたい魅力のある店に成ることで、お客様のご理解を得たいと考えておりまして、それは可能だろうと私は思っています。「時短」の必要性を、世間のほとんどの方が理解なさっているからですね。
しかし、どうも100%とは行かないようで、ごくたまに苦情が入ることがあるのですが、これまでの経験では、苦情の主は年配の方が多いように思います。
電通過労死事件でも、昭和でブラックなクライアントがブラックな企業を造っていると指摘されましたが、そうした風潮は簡単に払拭できないのかもしれません。
自分達のころはしっかりやっていたのに、今時の連中は・・・
という気分なのでしょうが、人口半減という大前提には思いが及ばないようです。
ガチで議論した方が良いのでしょうが、どうもそれも能率的でないように思えて、ご意見ありがとうございます!と言っておいて、受け流しているのが実情ですかねえ。
昭和は遠く、ならないですな、ゼンゼン。
追伸、「適サシ肉の日」
が日本記念日協会さん公認の記念日に成りました。
昨年私が「適サシ肉宣言」をした1月15日です。お見知りおきを。
「記念日制定の由来」は以下の通りです。
「2017年1 月15日に、東京浅草の老舗すき焼き店「ちんや」の六代目当主・住吉史彦が、自店で過剰な霜降肉(A5等級)を使うことを止め、「適サシ肉」すわなち適度な霜降の入った肉だけを使うと宣言した。本件は各種メデイアやインターネットで大きな反響を呼び、「A5信仰が終焉した日」として日本の食肉業界・飲食業界に記憶された。なお「適サシ肉」という言葉は住吉による造語で、株式会社ちんやは後にこの言葉を商標として登録した。」
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.897連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。