外食は家計にとって「悪」なのか?
ネットには節約に関する記事が溢れています。それだけ関心が高いのでしょう。「節約コンサルタント」なる人種が登場したりしています。
そんな記事の中で外食は「天敵扱い」されているのだろうと思いきや、先日面白い記事を発見しました。
『外食は家計にとって「悪」なのか?外食してもお金が貯まる人と貯まらない人の違いとは』
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)認定者の塚越菜々子さんという方の一文ですが、それによりますと、
「家計の相談を受けているなかで「収入が少ないわけではないのに、なぜか貯まらない」という方の多くは、とにかくなんとなくお金を使っています。食事を楽しむわけではなく、時間や労力をお金で買うわけでなく、なんとなく外食しているのです。」
「外食に限らず、なんとなく支出するのを極力やめ、「このお金を何と交換するか」という意識を持つことで、金額や支出の種類にとらわれない満足度の高い使い方ができるといいですね。」
「結局のところ「なんとなく外で食べる」人が一番貯まらない」
逆に、意識をもって外食する人は、意外と金を溜めていると言います。
「例えば、「焼肉食べ放題でいろいろ食べたい」「ずっと行きたかったラーメン屋さんで食べたい」「回転ずしではないお寿司屋さんを子どもに体験させたい」「記念にフルコースでリッチな気分を味わいたい」「フードコートで各自が好きなものを選ぼう」というような感じ」
「また、楽しむための外食に限らず「今日はご飯を作る精神的余裕がない!」ということもあるかもしれません。そんな場合も「食事を作る労力をお金で買う」という明確な目的があれば、それでいいのです。」
結局、「値段で決めず、目的に合わせたレストランを選ぶ人は貯まっている人が多い」とか。
思いまするに、最近は「外食」と申しましても、家事を代替しているだけの「外食」が多いです。そういう店は便利なので、なんとなくお金を使ってしまいますが、そこに本当の意味での「外食の喜び」はありません。
この記事は、本当の意味での「外食の喜び」を感じられる「外食」に限って支出する人生を選ぼう!と言っている、私はそう読みました。
追伸
2月21日発売の雑誌『東京カレンダー』にお採り上げいただきました。ありがとうございます。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.917日連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。