第7回

茨城県酒造組合さんが「第7回茨城地酒まつり in 花やしき」というイベントを開催されました。会場はタイトルの通り「浅草花やしき」です。

「花やしき」さんは勿論遊園地ですが、遊園地の営業が閉園した後の夜間は、貸切りが出来るのです。ご存じなかった方も多いかもしれませんね。

その夜の遊園地に、茨城から28蔵が集結、園内の各所で試飲をできるようにしたのが、このイベントです。

もう7回目なんですねえ。

このイベントは、夜祭りのようと申しますか、大人のピクニックのようと申しますか、上手く表現できませんが、なにしろ愉快な空間が現出します。

私もとても楽しみにして参加しました。

おり悪しく雨天でしたが、700名ものお客様が来場されて、大盛況でした。実に結構なことでした。

関係者の皆さん、お疲れ様でした。

 

追伸

ネットTV番組『Story 〜長寿企業の知恵〜』に出演させていただきました。こちらのURLで視聴可能です。

*この番組は、創業100年を超える老舗企業の経営者をゲストに招き、長寿企業の経営者が持つ知恵や理念、思いを語る、というものです。どうぞ、ご覧くださいませ。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.783日連続更新を達成しました。

すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

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そば打ち一代

浅草観音裏の「蕎亭大黒屋」菅野成雄さん・雅江さんご夫婦を描いた本が出ました。

「そば打ち一代 浅草・蕎亭大黒屋見聞録」

上野敏彦 ()

単行本、平凡社刊行

菅野さんは、浅草料理飲食業組合の総会などでお見かけするくらいで、「美味しい蕎麦屋さん」とは認識しておりましたものの、深い面識はありませんでした。

このご本を読んで、

!!!

石臼とか銅鍋とか道具を自作したり、ソバや野菜も自分で育てたり、普通の蕎麦屋さんではありませんな!

蕎麦屋さんを超えてしまった感じすらします。

存じませんで、失礼しました。

古希を迎えて現役というのも素晴らしいです。

皆さんもご購読を。エキミセの中の「くまざわ書店」の浅草本コーナーに積んであります。

 

追伸

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*この番組は、創業100年を超える老舗企業の経営者をゲストに招き、長寿企業の経営者が持つ知恵や理念、思いを語る、というものです。どうぞ、ご覧くださいませ。

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すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

離合集散

浅草オペラのことを調べていて、私が悲しく思いますことは、その経営のまずさです。

ほぼ同時期(1914年)に設立されて、上演内容的にも遠くない宝塚歌劇の、今日の盛業ぶりと比較する時、浅草オペラの末路の惨めさが際立ちます。スター俳優で幸せに死ねた人が、とても少ないのです。

その公演時間は、朝10時から夜11時までの、なんと12時間公演。休演日無し。

休日が無いので、次回公演の稽古は、今やっている公演の終わった後、真夜中にやっていたそうです。2時までとか、3時までとか。

これでは体がもつ筈がありません。

人材不足もひどいものでした。

養成所を持たないので、募集広告で集めた子をすぐ舞台に上げます。バレーの基礎教育の無い者が踊るのですから当然不格好ですが、それがかえって親しみ易く感じられて人気が出たとか。

要するに、若い女の脚が観たい!という感覚でしょう。やがて浅草オペラは芸事よりもゴシップで有名になって行きます。

一座の幹部は、1916年に解散した帝国劇場歌劇部の残党が中心でしたが、それに続く人材があまり登場しなかった為、幹部がもめて退社したり、病気に成ったりすると、たちまち一座崩壊の危機に直面します。離合集散がはげしいのは、そのためです。

浅草オペラの年表を見ながら私が連想するのは、ユリ子劇場・・・

えー、話しを戻しますが、あれだけ人気があって儲かっていたのに、こうした体制を改められなかった為、浅草オペラは短命に終わりました。浅草オペラが終わったのは、関東大震災のためだけではなく、震災が来る前から運命は決まっていたと思います。

逆に偉大さが鮮明になるのは、宝塚の創始者・小林一三です。世界の興行の業界で、創始者の遺志が継承され続けていて、なおかつ盛業と言えるのは、バイロイト祝祭歌劇、ウォルト・ディズニー社、宝塚歌劇くらいのものでしょう。(劇団四季も大層なものですが、浅利慶太さんがお元気なので、ここには入れません。)

今時は、ソフトパワーを経済の核にして行こう、という話しになっていると聞きますが、そのためには興行ビジネスが上手に運営されねばなりません。その流れの中で、浅草オペラは「他山の石」として有益な教材と申せましょう。

浅草オペラの教訓を活かして欲しいと願います。

 

追伸

ネットTV番組『Story 〜長寿企業の知恵〜』に出演させていただきました。こちらのURLで視聴可能です。

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すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

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公演プログラム

今年は浅草オペラ100年ということで、

「浅草オペラ100年記念歌と弁士で誘う ああ夢の街浅草!」

という公演が東京室内歌劇場さんを中心に開催されています。

104日が初日。30日の千秋楽まで全21公演。内容もAプログラムとBプログラムがあるという大規模なものです。所謂「クラシック」業界はロングランということをあまりしませんから、驚きの規模です。私もちょっと記憶にありません。

初日を控え稽古も盛り上がっている頃、主催者の方が公演プログラムを持って来て下さったのですが、それを見て、私はもう一度驚きました。

ほ、本みたい。

概説から、

主要な歌手(当時は「オペラ俳優」と言っていた)、作家、興行主の説明、

巻末には年表も掲載されています。浅草オペラは、とにかく離合集散が激しかったので、年表はとても役にたちます。

プログラムから浅草オペラを理解して欲しいという主催者さんの熱意が感じられ、在り難いことだと思いました。

興行の成功を祈念致します。

 

それにつけても、浅草オペラのことを調べていて、私が悲しく思いますことは、その経営のまずさです。

ほぼ同時期(1914年)に設立されて、上演内容的にも遠くない宝塚歌劇の、今日の盛業ぶりと比較する時、浅草オペラの末路の惨めさが際立ちます。スター俳優で幸せに死ねた人が、とても少ないのです。

その公演時間は・・・

<この続きは明日のこのブログで!>

追伸

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kappanzanのディナー

ある日弊ブログに書き込みがありました・・・

拝啓、初めてコメントさせて頂きます。

あることで、GHQについてネット検索していた際に、貴ブログの2013610日「GHQのすき焼きパーティ」を拝見しました。こちらにも「すき焼き」の写真が掲載されています。

写真によれば、台湾のkappanzanのディナーの写真だそうです。1940年1月の写真のようです。

kappanzanは、日本表記だと「角板山」というようです。

リンクを開けてみますと、たしかに数人の白人がすき焼きをしています。

1940年の、日本領の台湾で。

歴史のロマンですねえ。

CANDYさん、情報ありがとうございました。

 

追伸

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すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

 

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分かりました。

予約を承る→その方をお迎えする

ということを、かれこれ20年やっています。

20年も繰り返していると、自然と、話し方から人物像を想像できるようになります。

 「分かりました」の「わ」に必要以上の過剰なアクセントを付けて、

「わっーっかりました!」とおっしゃる方は、警戒して、細めに確認をするようにしています。

分かっておられないことがあるからです(笑い)

 

追伸

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登録第5980224号

「適サシ肉」が商標として登録されました。

登録第5980224

登録日:平成29915

 

NAV国際特許商標事務所の橘所長、ありがとうございました。

 なお商標の利用方針は、こちらの通りです。

追伸

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すき焼き川柳コンクール2017

今年も「すき焼き川柳コンクール」をやってます

実は「ちんや」は毎年包装紙を創り替えるのですが、このコンクールに当選しますと、その「すき焼き川柳包装紙」に句が刷り込まれるのです。

結果の発表は、11/11に、このブログで。

包装紙が出来上がるのは、来年5月の三社祭の頃です。

なお恐縮ながら、ネットでの募集はしていません。浅草に見えて実際に食事をなさった方に、投票用紙をお渡ししています。10/30までです。是非ご参加を。

なお昨年の入選句は、こちらです。ご覧ください。

 

追伸

 

ネットTV番組『Story 〜長寿企業の知恵〜』に出演させていただきました。こちらのURLで視聴可能です。

 

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録音

とあるカード会社の予約デスクさんが、予約するに当たって会話を録音なさると言う。

ドタキャンとか、ノーショーとか、問題行動のほとんどは予約する側が引き起こすのが実情で、予約される側が問題を起こすのはまれです。であるのに、そっちの側が録音とか、まったくもって無礼な話しだ!

と思いましたが、上記のようなトラブルの際に、責任を認めて賠償して下さるのであれば、録音も悪くはないのかなあとも思えます。

あ、いや、いや、ドタキャンも、ノーショーもカード会社がやるわけではないから、そこは責任取ってくれないのかな。

じゃあ、やっぱりイヤだな。

この狼藉者め。

この印籠が目に入らぬか。

追伸

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赤シャリ

両国駅の「江戸NOREN」に行ってきました。

最近JRさんが駅舎を改装して造ったレストラン街です。コンセプトは「粋な江戸の食文化を楽しむ」だそうで、寿司、蕎麦、焼き鳥、ちゃんこなど和食店ばかりが12店出店しています。浅草から近いのに、私は開業後初訪問でした。

「江戸NOREN」に行ったのは、この中にある「つきぢ神楽寿司」さんをお借りして、料飲三田会の幹事会を開催させていただいく為でした。

幹事会は30分ほどで終了(笑い)

ボックス席からカウンタ―に移動して、後は、もちろん寿司です。

「神楽寿司」さんの名物は、天然赤酢を使った赤シャリ。酢が良いとたくさん食べられてしまいますね。

うー。満腹でした。ご馳走さまでした。

 

追伸

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本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.774日連続更新を達成しました。

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