NEXTOKYO

NEXTOKYOというプロジェクトが在るそうです。

2020年以降の東京を構想しよう!ということで、

A.T.カーニー会長の梅澤高明さんを中心に、敬称略しますが、

森俊子(建築家/ハーバード大学大学院教授)、藤村龍至(建築家/東京芸術大学准教授)、為末大(元陸上競技選手)、楠本修二郎(カフェ・カンパニー)、Sputniko!(アーティスト・MITメディアラボ助教)、林千晶(ロフトワーク)、田川欣哉(takram design engineering)、小笠原治(ABBALabDMM.make AKIBA)、伏谷博之(タイムアウト東京)、齋藤貴弘(弁護士)・・・

といった方々が集まっているそうです。

既に2014年にスタートしていたのだそうですが、不勉強で私は知りませんでした。2020に夢中で先のことは考えない人が多い中で、大変結構なことと思います。

さてNEXTOKYO構想は3つのテーマを掲げているそうです。

「フィットネスシティ」(健康的なライフスタイルを実現する都市)

「クリエイティブシティ」(それぞれの街のユニークな特徴を先鋭化した文化創造都市)

「インフォメーションシティ」(情報武装を通じて都市の利便性を高め、IoTの実験場となる都市)

この中で料理屋に関係ありそうなのは、「クリエイティブシティ」。

「デザインや建築、アート、食、ファッション、メディア・コンテンツなどの分野が候補となる。これらの分野における日本の大学や専門学校は、専門技術を持つ職人を養成する場という色彩が強い。クリエイティブ産業の成長を促進するには、マネジメントや海外展開に関しても人材を養成できるプラットフォームを作ることが必要だ」(梅澤氏)

はい、私もまったくそうだと思います。

食の大学院を創って欲しいな、と思います。現行の、1年で調理師免許が獲れる制度と、求められていることの間に開きが在り過ぎる感じがしてますので。

ともあれ、「2020以降」にも、まずは期待したいと思います。

2020いらっしゃいませ!!!」みたいな方々より、こちらの方が余程私はシンパシーを感じます。

追伸①

今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。 3年連続掲載です。ありがとうございます。

追伸②

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.524日連続更新を達成しました。

 

Filed under: ぼやき部屋,飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)