駅伝の宿
「それが私たちの新年の仕事始めなんです。それを大変だなんて思いません。むしろとってもありがたいことだと思っています」
むしろとってもありがたい~その考え方、素晴らしいです。
正月働くことを「ありがたい」と言うのは、
箱根駅伝・平塚中継所に近い場所にある『やまいち旅館』さん。
毎年、往路2~4区、復路8、9区の5~6校の選手たちが宿泊する宿です。今年は、青山学院大、明治大、中央学院大、国士舘大、大東文化大、関東学生連合チームが泊まったとか。
「宿泊するといっても、滞在時間は短く、元日の午後2時過ぎにチェックインして、1月2日の朝5~6時には出発する」
調整方法が選手によって違うため、
「当日の朝食時間は選手によって違う。“走る何時間前に食事をしたい”という選手もいて、『朝3時に食べたい』ということもあった。「そのときは、調理スタッフもみんな、午前2時に起きるんです(笑い)」
「ですから私たち旅館の者も、とにかく寝る間もない。でも、選手のみなさんは箱根に向けてずっとがんばってきているから、私たちも彼らを支えたいという思いが強いんです」
思えば、正月浅草で働いて、人様のお幸せの手伝いを出来ることは、実に在り難い話しです。
キツいんですけどね、毎年。全く「捉え方次第」ですね。
&伊勢丹さんに聞かせたいものです(笑い)
ちなみに、この話しのネタ元は『女性セブン』さん。最近はネットで『女性セブン』を読めるので、たまに拝見しますけど、G.J.と思います。
追伸①
今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。 3年連続掲載です。ありがとうございます。
追伸②
拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』
浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。
東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。
四六判240頁
価格:本体1600円+税
978-4-7949-6920-0 C0095
2016年2月25日発売
株式会社晶文社 刊行
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.523日連続更新を達成しました。