自作ハンコ
うーむ、時代は遷り変わるんですねえ。
当節ハンコが自作できるようになったようです。ご存知でしたか?「ハンコ自作」で「Yahoo!買い物ナビゲーター」を検索すると、既に12点ほどの商品が紹介されていました。
弊店の帳場でも色んな種類のハンコが必要ですが、最近急速に自作ものにシフトしつつあります。時代は遷り変わるもんです。
そんな時代に私が想いを馳せますのは、ハンコ屋さんのこと。
こんなに手軽に、パソコンを操作できる人なら誰でも自分でハンコを作れるのでは、今後ハンコ屋さんはかなり大変でしょう。機能的なハンコは自作ものが主流になり、美しさを問われるハンコのみが生き残るのだろうと思われます。業界の大転換期がやって来ています。
ここで少し話しは逸れるのですが、弊ブログの8/25号に書きました通り、私は以前から、
Itadaki-mas!
Gochiso-sama-deshita!
を2020年までに世界語にしよう!と言っているのですが、その方法としてハンコを使うことを考えています。
未だ「思いつき段階」ですが、披露しますと・・・
1まずネット上に、ハンコ集めをするためのテンプレートを掲示します。
2そのテンプレートを、日本を訪れる外人さんに、紙(~できれば和紙)に印出してもらいます。
3外人さんは、その紙を持って日本の料理屋や旅館を訪ねます。
4外人さんが、食前にItadaki-mas! 食後にGochiso-sama-deshita!と唱えるのを確認したら、料理屋さんは2で印出された紙に、自分の店のハンコを押します。
5外人さんは、こうして日本旅行中にハンコを集め、美しいハンコに出会った時は、画像を撮って→ネット上に自慢します。老舗の料理屋さんのハンコは、まさか自作ではある筈はなく、立派なことが多いですから、自慢できる画像が撮れると思います。
もちろん、テンプレートにはItadaki-mas!と、Gochiso-sama-deshita!の意味を掲載して学んでもらいます。
Itadaki-mas!と、Gochiso-sama-deshita!を広めるついで、ハンコと和紙をひろめられたらいいなあ!と思っていますが、
どうでしょう、この思いつき?
追伸
「ちんや」は、誠に勝手ながら、下記の通り休業させていただきます。ご諒承下さいませ。
平成28年8月29日(月)~9月1日(木)(夏休み)
追伸②
拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』
浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。
東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。
四六判240頁
価格:本体1600円+税
978-4-7949-6920-0 C0095
2016年2月25日発売
株式会社晶文社 刊行
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