白味噌仕立て

京都の方にとっては珍しくないとのことでしたが、私は初体験で、美味しいものだなあ!と感じました。

「揚げ鱧の、京の白味噌仕立て」

国際観光日本レストラン協会の打ち合わせが京都の和食の「美濃吉」さんであったので、出席したのですが、鱧の白味噌仕立ては、その懐石料理の椀物として出て来ました。

夏の京都ですから、鱧はお約束ですが、それをいったん揚げて、普通の出汁に入れるのではなく、これまた京料理に欠かせない白味噌の味噌汁に入れてあります。

東京の下町の人には、どぜう汁の鱧バージョンと言えば分かり易いかもしれません。どぜう汁も「江戸甘味噌」を使いますから甘い味噌汁ですが、鱧の味噌汁も甘くて、それがまた鱧独特の濃い旨味とバランスして美味しいのです。

うーむ、やはり京都はもっと頻繁に行きたいものですねえ。

佐竹さん、御馳走様でした。

 

追伸

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.356連続更新を達成しました。

 

 

Filed under: 色んな食べ物,飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)