偶像破壊

ワールドカップ騒ぎに隠れてしまいましたが、今月浅草では大事件が起きました。

サウジアラビアからの留学生が、浅草寺の仏像4体を破壊したのです。

報道によりますと、

「6月11日未明に、『境内で外国人の男が暴れている』との通報を受けて警官が駆けつけたところ、仏像が破壊されていた。周辺で座り込んでいた男が犯行を認めたため、器物損壊容疑で逮捕しました。浅草寺では警備員が常時見回りをしており、そのスキをついての犯行だったようです」

本堂すぐ西側の、薬師堂や影向堂が在る一角の、観音様1体とお地蔵様3体が壊されました。

現在、観音様の台座にはビニールシートがかけられていて、お地蔵様がいらした所には「修理中」という掲示がされています。

留学生は、

自分の神がそうするよう命じた、と言っているそうです。私の知人の中には、犯行前の犯人を目撃したという人がいて、かなり体格の大きい男だった、と言っていました。

「台東区有形文化財の観音菩薩像は、高さ2mほどの台座から落とされた。これは大人が3人がかりでないと持ち上がらない重さで、倒すのも大変だったはず。他に3体の地蔵のうち、2体は倒された衝撃でふたつに割れてしまった」という惨状だったようです。

恐ろしいことです。

浅草へお越しになる機会がありましたら、是非その場所へご参拝下さい。御賽銭を入れる所もあります。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.576日連続更新を達成しました。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

Filed under: ぼやき部屋,浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)